パワーボタンが押し辛くなってしまったM4チップ採用のMac miniには様々なアクセサリーが既に数多く市販されており、その中でもUSB-Cマルチハブは持っておいた方が良いアクセサリーの1つのです。何故ならMac miniの前面にはUSB-Cポートが2ポートしかなくUSB-A接続のUSBメモリを差そうとすると変換アダプタやUSB-Cマルチハブがないと差す事すらできないので、必ずMac mini周辺に置いておく必要があります。
となると小さなアクセサリーがデスクの上のあちこちに置かれる事になり、スッキリと常に整理整頓させておきたいと思ってもなかなかそうは行きません。
そこで今回はデスク回りをスッキリとさせる事ができるMac mini用ドッキングステーション「RayCue Charger Dock」をご紹介致します。
機能性と統一感のあるデザイン

今回紹介するMac mini用ドッキングステーション「RayCue Charger Dock」は、Mac mini同様にオールアルミを使った筐体とMac miniと縦横高さどれも同等サイズに作られており、このドッキングステーションの上にMac miniを置く一体化させて使用すると言った構造になっています。
そのため、Mac miniと一体化させた姿はまさに純正品と見間違うほどのマッチ感で、「RayCue Charger Dock」上部にはアルミ製のフィンが円を描くように並べられており、Mac miniが底部からの冷却用の風を吸い込みやすくしているだけでなく、「RayCue Charger Dock」の方はこの筐体上部のアルミ製のフィンがドッキングステーションの放熱の役割を果たしており、このドッキングステーションはファンレスながら、Mac miniの吸気流を利用する事で効率良く冷却する事ができる様になっています。
ただ底部のパワーボタンについての解決策はこのドッキングステーションでは用意されていませんので、常にスリープ機能を使ってパワーボタンを押さずに済む様にするか、都度パワーボタンを押すか、パワーボタンを押しやすくする為のアダプタを別途取り付ける必要があります。
充電専用ポート

次にこの「RayCue Charger Dock」の前面にはUSB-Cポート3ポートにUSB-Aポートを1ポート備えているのですが、これら4つのポートはUSBメモリやSSDなどを差し込む為のものではなく、何と充電専用ポートなのです。
そして向かって左側のUSB-C1ポートは何と最大出力がUSB-C PDで140Wもありますし、USB-C2は100W、USB-C3は45W、そして1ポートだけのUSB-Aは最大30Wの出力性能を持っており、MacBookの様なUSB-C PD充電をサポートしたノートPCを急速充電する事ができますし、4つのポートの合計出力は140Wですので、この他にもスマートフォン、タブレット、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなど同時に4台のデバイスを急速充電する事ができますし、どのポートがどれくらいの電力で充電する事ができているかは前面のモニターにリアルタイムに表示出来る様になっています。
拡張ポート

そしてこのUSB-Cマルチハブと言うか、Mac mini用ドックには前面にUSB充電ポートの他にSDカードとMicroSDカードリダーを備えており、メモリーカードからのデータ転送が容易に行える様になっている他、背面には最大4k@60Hzの画質で映像出力が行えるHDMIポートを備えていますので、Mac miniのHDMIポートと合わせてツインモニターでの作業環境が行えます。
そしてまた背面にはUSB 3.2規格のUSB-Aポートを2ポート備えていますので、プリンターやSSDなどを接続しておく事が出来ますし、上部の蓋を開けると8TBまでの2230から2280サイズまでのM.2 NVMe SSDを内蔵する事ができるスロットが1スロットだけ設けてあり、外付けSSDを接続せずともこの「RayCue Charger Dock」をSSDとして利用する事ができる様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/raycue/raycue-all-in-one-charger-dock-for-mac-mini-m4















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