最近はホームセンターなどに行っても、自宅の鍵をスマートフォンで解錠・施錠できる様にするワイヤレス鍵をたくさん見かける様になりましたが、このワイヤレス錠には主に鍵そのものを交換してしまうタイプと、ドアの内側のサムターンと言って、ドアを開ける事ができない様に固定するデッドボルトと呼ばれる金属の棒を出し入れするスイッチの様なものに被せるタイプが主にあります。
前者の鍵をそっくり交換してしまうものは果たして自宅の鍵に合うのか?交換できるのか?と言う不安がありますが、被せるタイプは製品に書かれている適合サイズ等さえ確認して範囲内であればそう言った心配ありません。
ただ被せるタイプは両面テープ等で貼り付けるタイプが主流なのですが、両面テープは所詮両面テープですから、次第に両面テープが剥がれて行って勘合(引っかかり)の部分が外れて回らなくと言う心配もあります。
そこで今回は交換タイプと貼り付けタイプの中間的存在に位置するワイヤレス錠「Aegis」をご紹介致します。
フレキシブルステーで、ほぼどの様な鍵にでも取り付け可
ではまず最初にみなさんが1番気になる所の自宅の鍵はこの「Aegis」でリプレイスできるのか?と言った点ですが、この「Aegis」に用いるステーはサムターンを固定している為のネジ穴に合わせてネジの位置を変更できる様な構造になっている為に、まず取付できないサムターンはありません。
ただ最近の新しいドアに取り付けられたサムターンは、回転させるノブはただ差し込まれているだけで、別な方法で鍵は固定されていますので、そのあたりは注意が必要ですが、20年も30年も前に取り付けられた鍵であれば、殆どのサムターンがこの「Aegis」でリプレイスする事ができますので、古いタイプのドアを使用されていたり、部屋のドアのサムターンをワイヤレス化したいと言う方にはピッタリな製品です。
しかも内側からは「Aegis」を持って鍵お解錠・施錠ができますし、勢いよく、強く回してもステーを使って固定していますから、両面テープで貼り付けている様な製品とは違い外れたりもしません。
オートロック・アンロック
次にスマートフォンからワイヤレス錠を操作する場合、Bluetoothを利用するタイプのものとWiFiを利用するタイプのものとがあります。
Bluetoothを使用したものはワイヤレス錠とダイレクトに通信しますので、電波が通じる距離内にいる必要があります。
ですからこの「Aegis」もそうなのですが、登録したスマートフォンの電波を受けると自動的にアンロック、そしてスマートフォンのBluetoothの電波が拾えなくなるとロックすると言った機能がありますので、両手に荷物をたくさん持っている様な場合にポケットからスマートフォンを出して操作しなくてもアンロックしてくれますのでとても便利なのです。
更にこの「Aegis」はWiFi(WiFiコネクターを介しての通信となります)での通信も行える様になっており、WiFiで接続できるメリットはどこからでもリモート錠を操作できると言う事と、もし自分ではない誰かがスマートフォンを使用してアンロックしたり、泥棒がピッキングで鍵を開けた時にすぐに通知を受けて知る事ができる点です。
またリモートで操作できますので、スマートフォンを持っていない家族や親族、友人等を家の中に招き入れたい時に外出先からアンロックでききますし、逆にロックし忘れた鍵をロックする事もできますのでとても便利です。
アプリレスでアンロック
そしてワイヤレス錠の多くには一時的に解錠権限を与える様な機能を備えています。
これは例えば、親戚や友人がやって来る前に帰宅できなかった時に、そう言う方に先に自宅に入ってもらって待っていてもらうだとか、近所の方に家の中で飼っているペットに餌やりをお願いすると言った時に便利な機能なのですが、普通は専用のアプリをインストールしなければいけません。
ですが中にはガラゲーしか持っていないと言う方もおられますし、相性問題でBluetoothでうまく「Aegis」と通信できないと言う端末があるかもしれません。
そこでこの「Aegis」では専用URLにアクセスするとアンロックできると言う、アプリレスでキーをコントロールできる機能を持っていたりもして、他のワイヤレス錠よりも使い勝手はとても良いので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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