あなたは机や椅子や身の回りにあるものを叩いてサウンドを刻んだって事はありますか?
音楽を嫌いと言う人はいませんし、楽器を演奏してみたいと言う方は多いと思います。ただ楽器を演奏するには楽器と練習が必要で、一朝一夕に弾けたり鳴らせたりする様な楽器はありません。ハーモニカ1つとっても小学校の頃に使うリコーダーや鍵盤ハーモニカもそうですが、音を出すと言うのはとても難しいです。
でも人それぞれ得手不得手があり、弾きたくて楽器を買ってはみたもののうまく指が動かないと言う人もおられるかと思います。そう言う方でもモノを叩いてビートを刻む事はできますよね。そのビートをちゃんとしたリズム、音楽に変換してくれるのがこの「Mogees Play」です。
「Mogees Play」は既に発売されている「Mogees PRO」の簡易版で「Mogees PRO」が演奏・作曲用デバイスだったのに対して、「Mogees Play」はゲーム用として回路や「Mogees」の心臓部である振動センサーのスペックを落とす事でたくさんの人が手軽に手にする事ができ「Mogees」を楽しめる様にリリースされたのがこの「Mogees Play」です。
そんな「Mogees Play」の使い方、遊び方は非常に簡単で、まずはスマートフォンに専用のゲームアプリをダウンロードし、3.5mmイヤホンジャックにアダプタを差し込み、そこに振動アダプターを差し込むだけです。3.5mmイヤホンジャックに差し込むアダプタには3.5mmイヤホンジャックが内蔵されており、そこにイヤホンを挿す事で、イヤホンを同時に使用して遊ぶ事もできます。
ちなみに「Mogees Play」はバッテリーは不要です。3.5mmイヤホンジャックからの給電で動くデバイスです。
さて「Mogees」がどう言う仕組みなっているかと言うと、振動と言うのは伝わります。例えば机の端をトントンと叩けばその振動は四方八方に伝わり、その反対側の机に耳をくっつけておけばトントンと言う音が聞こえますよね。ただその音は同じ強さ、スピードで叩いたとしても実は聞く人の耳からの距離で変わって来るのってご存じですか?例えば地震を思い出してもらえばわかりやすいかと思いますが、震源地から近い所では非常に大きく揺れますが、震源地から遠くなれば遠くなるほど揺れは小さくなりますよね。それと同じで同じ場所で叩いても強く叩けば音は大きく振動は大きくなりますが、遠い場所で叩けばその振動は小さく音は小さくなります。それをこの「Mogees」はその振動を拾ってその振動を数値化する事で音に変換してソフトウェア側でその数値を音に変換しています。
そしてその仕組みを利用して「Mogees Play」 には3つのゲームが用意されています。
1つめは”パルス”で、これは一般的に音ゲーと呼ばれるジャンルのゲームと内容は同じで、画面上に流れる来る音符や記号に合わせて「Mogees」を貼り付けたモノを叩いたり撫でたり擦ったりする事で遊ぶゲームです。
2つめは”ジャム”でベース音に合わせて「Mogees」を振動させる事で作曲するゲームです。
3つめは” キー”です。キーはiPhone、iPad、iPod touchのみ使えるゲームですが、画面上に表示される鍵盤を叩いて音源を変える事で、様々なメロディー、アルペジオ、和音を作成する事ができるゲームです。
「Mogees PRO」がリリースされた時に高すぎてちょっと躊躇された方、今回の「Mogees Play」 は半額ですよ。本格的なMIDI楽器として演奏できる機能はありませんが、音ゲーで遊んでみたかったと言う方にはハードルがかなり下がりましたよね。詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/mogeesplay/mogees-play-a-new-way-to-make-music-and-play-games
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