USB-Cと言う規格はコネクタの形状やどのピンにどう言った役割を持たせるのか言う規格を決めているだけで、USB-Cに対応したケーブルだと全てが全て例えば100W(20V/5A)で充電できる訳ではなく、USB-C PD(Power Deliver)と言う規格に対応したチップをケーブルが搭載している必要があります。
ですから形状はUSB-CでもQC3.0にしか対応していないと言う様なケーブルもあるので、注意が必要です。
またデータ転送に関しても、USB3.0/3.1規格なのかThunderbolt規格に対応しているのかによって大きくデータの転送スピードも変わり、Thunderbolt 3ですとケーブル長が0.5m未満であれば40Gbpsでの転送が可能ですが0.5mを超えると20Gbpsに落ちたりしますのでケーブル選びはスペックを穴が空くほど見てから買わないと、思わぬ結果をもたらします。
そこで今回は最新のMacBook Pro等に採用されたThunderbolt4(USB4)に対応しているだけでなくPCIe 32Gbps, 8Kモニター対応、USB-C PD100W充電に対応した「Super Cable (TB4) 」をご紹介致します。
4000Dケプラー芯線で強度5倍
ケーブル選びにおいてケーブルのスペックに次いで重要なのがケーブルの強度です。
よく私はケーブルを持って抜いたりせず、コネクタ部分を持って抜くからケーブルを断線させたりした事はないと言う様な方がおられますが、実際ケーブルを握ってケーブルを抜く以外にもケーブルを断線させる原因はたくさんあり、例えばケーブルを踏む、ケーブルをまとめたりする際にケーブル鋭角に曲げると言った事でもその曲げた部分でケーブルは伸ばされますし、クセのついた同じ場所で曲げていると次第にケーブルが弱くなって断線して行きます。
その点、今回紹介するケーブル「Super Cable (TB4) 」は芯線に防弾チョッキにも使われている非常に強度の高い、引っ張っても容易には伸びない4000Dのケプラー繊維を使っていますのでケーブルを持って引き抜いてもケーブルが1mmも伸びる事はありませんし、鋭角に曲げようと思ってもケプラー繊維が伸びず曲げる事ができないので物理的な損傷と言う点においては安心です。
PCIe 32Gbps対応
そしてThunderbolt4と言うのはデータ転送規格の1つで、Thunderbolt3がケーブル長が0.5mを超えると最大転送スピードが20Gbpsに落ちたのに対してThunderbolt4は今回紹介している「Super Cable (TB4) 」ケーブルはケーブル長が2mですが、2mあっても40Gbpsで通信する事ができます。
また外付けのGPUやSSD、RAIDに接続する場合Thunderbolt3まではPCie 16Gbpsまでしか転送スピードが出ませんでしたが、Thunderbolt4になる事で32Gbpsと倍のスピードでアクセスできるのでより高速にデータの読み込みや書き込み、そしてグラフィック処理が可能になります。
8K対応or4K×2
そしてこの「Super Cable (TB4) 」は映像出力に関しても従来のThunderbolt3ではUSB-Cマルチハブにもし4Kモニター出力が2台あったとしてもどちらか一方しか使えなかったのですが、この「Super Cable (TB4) 」では4Kモニターに対応したHDMIないしDisplayPort端子等々が2つあれば2台の4Kモニターを利用する事ができますし、将来的には8Kのモニターを接続しての作業も可能です。
つまり今回紹介する「Super Cable (TB4) 」はフルスペックのThunderbolt4ケーブルになっていますので、興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/thehorizon/worlds-most-powerful-and-toughest-cable
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