一酸化炭素中毒にかかるとどうして死ぬ事もあるのか?と言うメカニズムはご存知でしょうか?人間は肺で酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しているのは理科の授業で習いますから誰もが知っている事ですが、その肺で酸素を体内に取り入れて身体の隅々まで運んでいるのが”ヘモグロビン”と言う物質であり、この”ヘモグロビン”と一酸化炭素は酸素の200倍結合し易いと言う性質があるばかりか酸素の様に燃焼されて二酸化炭素に変わるわけでもなく、しかもヘモグロビンと結びついた一酸化炭素はなかなか分離しない為に、一酸化炭素に長時間晒されているとだんだんとヘモグロビンと結びつく血中の一酸化炭素濃度が上がって行くに従い酸素と結びつくヘモグロビンが少なくなって行く為に一酸化炭素中毒になると酸欠状態(体内の酸素が欠乏している状態)になり最悪の場合、死に至ると言うわけです。
ですが最近では暖房にエアコンを使用している家庭も多く、一酸化炭素が発生するガスストーブや石油ストーブを使用している家庭が少なくなっている為に殆ど一酸化炭素中毒で死亡したと言う事件は聞きませんが、そこに至る頭痛や吐き気と言った一酸化炭素中毒の初期症状より更に悪化せずに止まっていると言う方も本人が気づいていないだけであるかもしれません。
そう言う目に見えない一酸化炭素濃度を手軽に何時でも何処でもiPhoneで計測する事ができるのがこの「SPARROW」です。
この「SPARROW」はそれ単体を持ち歩いてもいいのですが、Otter社の”uniVERSE”と言うスマートフォンケースに取り付けられる様になっています。この”uniVERSE”にはOtter社のスマートフォンケースとして初めてスライド式のモジュール交換システムが取り入れられており、三脚やバッテリー、お金やカードを収納する事ができるWallet、そしてケースに取り付け取り外し可能な望遠、広角レンズ等と言ったオプションモジュールが用意されており、日常生活や撮影においてとても便利に使える機能が満載になっています。
そしてOtter社のスマートフォンケースは昔から頑丈さが売りで、この「SPARROW」で使われる”uniVERSE”もその設計思想はちゃんと受け継いでおり、ポリカーボネート製のシェルの内側に合成ラバーを貼る事で落下させた時の衝撃からiPhoneを完璧に守る様に作られていますし、小生もOtterのでディフェンダーシリーズが出た当時からずっとiPhoneを買い換える度に迷う事なくディフェンダーシリーズを買い直してはiPhoneにつけて使っておりますが、コンクリートであろうとアスファルトであろうと、落として一度もモニターを悪事も本体に傷をつける様な事もiPhoneが起動しなくなる様な事もなく使い続けていられていますから本当に頑丈なケースで特に子供が小さい時にスマートフォンで遊ばせていて落とされて壊れたと言う話は周りから良く聞きますが、小生に至っては全くそう言う事を気にする事もなく子供に使わせる事ができましたので本当に良いオススメできるケースです。
ちなみに「SPARROW」は”uniVERSE”がなくても単体での動作は可能ですが、常に携帯しているスマートフォンと抱き合わせた方が持ち忘れがないと言う点で”uniVERSE”に装着して持ち歩くと言うのは合理的ですし、持ち歩くのを忘れると言う事がありません。
また仕事柄閉所で発電機や溶接機を使ったり一酸化炭素が発生する事がある様な場所で作業をする方にとっては命綱とも言えるガジェットではないでしょうか?特に締め切った場所で作業をしていると頭痛がして来ると言う様な方は一度、作業している場所の一酸化炭素濃度をモニタリングした方がいいかもしれませんよ。
なお、「SPARROW」はセンサー単体でも”uniVERSE”とセットでも購入できる様になっていますので詳細については下記URLをご覧ください
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