自転車に乗って行って駐輪場に止めた後に、再び駐輪場に戻って来て自転車の位置がわからなくて困ったって事はありませんか?
　自動車でもそうですが広い駐輪場の場合およその位置は目印で覚えていてもその場所にビッシリと自転車が並ばされていると、それこそ特殊なオーダーメイドの自転車でない限り、同じ様なタイプの自転車が並んでいて見分けがつかないって事はよくありますし、更に自分の自転車と似た自転車を見ているとだんだんと駐輪した場所までも混乱してど忘れする事だってあります。

　そう言う時にスマートフォンをポチッと押せば”ここだよ”と知らせてくれるガジェットがあればとても便利だとは思いませんか?そんな駐輪場所を光って知らせてくれるとても親切なLEDライトがこの「DeLight」です。

　ではまず「DeLight」の自転車ライトとしての機能を見て行きますと、この自転車ライトは自転車に固定するタイプのライトとしては珍しくアルカリ乾電池を使用し、常時点灯で20時間、点滅で40時間、連続点灯をする事ができますし、もし電池の残量が少なくなって来た時はスマートフォンにインストールする専用のアプリケーションを通じて通知してくれますので、いきなり夜に乗ろうと思った時に電池が切れていて点灯しないと言う事はありませんし、「DeLight」そのものも普通は電池の残量が少なくなって来ると電圧も低くなってライトも暗くなって行って電池が完全になくなる前に点灯しなくなるのですが、定電圧回路を内蔵していますので、チューブの底に残った液体を絞り出すが如く電池の残量までゼロになるまで綺麗に使い切る様に設計されていますのでエコです。
　またアルカリ電池が使えると言う事で最悪、途中で切れてもコンビニで電池を買って交換する事ができますので、充電式のライトの様にバッテリーが切れたらどうしようもなく無灯火のまま暗い夜道を帰らなければならないと言う事はありません。

　また電池を使っていますので無駄に電池を使って消耗するワケには行きませんから、そのあたりの省エネ設計もしっかりとしており、通常はスリープモードにしてできるだけバッテリーの消耗を抑えつつもモーションセンサーで走行し始めたの感知し、周りが暗い時場合のみ点灯/点滅する様になっています。

　そして「DeLight」にはフロントライトの他に周囲が暗い場合で走行中には赤色に光るブレーキライトを備えているのですが、こちらは昼間はブレーキをかけて減速するのをモーションセンサーが感知すると赤色に点灯して止まるぞと言う事を後続の自転車や歩行者に知らせる様になっています。

　そして目玉の愛車の”探索機能”はと言いますと、こちらは忘れ物防止タグに使われている技術と同じでスマートフォンにインストールしたアプリケーションで”Flash&Find”スイッチをONにしてスマートフォン片手に駐輪場を歩き回ります。そうするとBluetoothの電波が届く範囲になってスマートフォンと「DeLight」が繋がるとアプリケーションからライトをONにする信号が送られて「DeLight」が点灯して自転車の位置を知らせてくれるのですが、駐輪すると自動的にスマートフォンのアプリケーションに現在のGPSの位置をメモリーしておく様に「DeLight」から信号が送信されますので、屋外の駐輪場であればGPSの位置情報と合わせて探し出すのは更に容易です。

　そして万が一、自転車が盗難にあった場合、追跡する機能を持っています。ただこの追跡機能は周囲の人が「DeLight」を使っている場合に限られますが、もし盗まれた場合に”Find”機能をONにしておくと、他の「DeLight」を使っている方がもし自分の自転車に取り付けた「DeLight」を探し出した時(Bluetoothの電波を拾った場合)には即座にクラウドサーバー経由で愛車の位置情報を知らせてくれますので、盗まれたからと言って諦める事はありません。

　と言う事でこの「DeLight」はよく駐輪場で愛車の位置を忘れる方にピッタリな自転車ライトで、フロントとリアのブレーキライトはセットになっていますので、詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/findrs/delight-the-intelligent-bike-light