もうすぐすると木々が色づいて、バイクを車に積んで紅葉狩りに出かける方も多いかと思いますが、そう言う時に自転車の積み卸しだけでなく、荷物の積み卸しが自転車を積んだまま可能なリアサイクリキャリア「The Glide」を今回は紹介致します。
まずサイクリキャリアとは何かご存じない方に説明しますと、サイクリキャリアは自動車に自転車を積む際に利用する固定金具で、車内に設置するタイプのものと、車外に設置するタイプのものがあるのですが、車外に設置するタイプには更に屋根の上に積むタイプのルーフキャリアと車の後部に取り付けるリアキャリアの2種類があります。
そして更にリアキャリアを分類分けするとバックドアに引っかけたりして取り付けるタイプのキャリアと、ヒッチメンバーと言ってジェットスキーを搭載したキャリアー等を牽引する際に利用する装置にタイプのものとに別れ、更にヒッチキャリアは自転車を積む方式としてプラットホームタイプとハンガータイプに分かれ、プラットホームタイプは台の上に載せて固定するタイプのもので、ハンガータイプは衣服をかけるハンガーと同じでぶら下げ、この「The Glide」は細分するとハンガータイプのヒッチキャリアと言う事になります。
ところでこのキャリア「The Glide」が荷物の自転車を積んだまま積み卸しができるのか?と言う前に他のリアキャリアが自転車を積んだままできないのか?と言いますと、ほとんどのキャリアができません。まず車のリアドアがハッチバック式で、このバックドアに取り付けるタイプのリアキャリアの場合はハッチバックを開ける事はできますが、自転車の重みでバックドアを上げるのも結構大変ですが、上げてもずっとそのまま持ち上げていないとバッグドアが落ちて来ますので、実質1人で荷物を積み下ろすと言うのは不可能です。
また観音開きになるタイプの車でもバックドアは内側に閉まる様に取り付けられていますので、こちらも自転車を搭載したままだと自重で閉まってしまいますので、1人で荷物を積み下ろすのは大変です。
一方、ヒッチメンバーに取り付けるプラットホームタイプ、これは100%バッグドアを開けると当たるので自転車を下ろさないと開ける事ができません(中にはジョイントがついていて自転車を斜めに倒せるタイプもあるにはあります)。そしてこの「The Glide」と同じハンガータイプのヒッチキャアでこの「The Glide」と同じ様にアームを倒して荷物を積み卸しできるタイプはありますが、この「The Glide」の様に最大5台も自転車(グライドに固定できる自転車1台あたりの最大重量は約15kg(35ポンド)です)を載せる事ができるキャリアはまずないでしょう。
またキャリア(アーム)の移動はレバーを引くだけで簡単にロックが外れて移動させる事ができますから、女性でも簡単に作業する事ができますし、何よりも自転車を搭載しなくてもずっと車に取り付けておいても邪魔にならないのがこの「The Glide」の良い所なのですが、バックカメラを使っておられる方はバックカメラの映像が見辛くなるのがちょっと難点ですね。
ですが週末なれば晴れていてばサイクリングに出かけると言うご家族であればキャリアをつけたり外したりと言う手間が省けますし積み込む時も目線の高さあたりまで持ち上げれば載せる事ができますから、キャリアの装備時間と自転車の積み卸し時間を考えれば、かなりワクワクする商品ではないでしょうか?
なおこの「The Glide」ですが、アメリカ国内への発送しかしれくれませんので日本からダイレクトに注文する事はできず代行業者を利用する必要がありますのでご注意下さい。また詳細については下記URLをご覧ください。
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