植物を育てていて何度やっても枯らしてしまっていると言う方の多くは、ついつい水やりを忘れてしまって枯らしてしまうのがパターンですが、そうは言っても毎日水をあげてしまうと根腐れしてしまう植物も多いですし、根腐れしなくても2〜3日に1度水やりをすれば良い植物に毎日水やりをすると言うのも経済的ではありません。
そこで今回は、土中の水分量を計測し専用のAIクラウドサーバーが分析し、”Smart WiFi Water Velve”などの製品をコントールする事で水やりを完全自動化する事ができる土中水分量センサー「GeoDrops」をご紹介致します。
より正確に土中の水分量の計測が可能な2極プローブセンサー
従来の土中水分量センサーと言うのは1本の板に2つの電極を設け、電気を流した際に土に含まれる水分を介してどれだけ電流が流れるかで土の中に含まれている水分量を割り出します。
ただこの方法ですと太陽の光がセンサーを温め、センサー回りの土を乾かしてしまうため、実際には土の中には相当の水分が残っていたとしても水分量が減っていると勘違いして実際よりも水分量を低く表示しがちになります。
そこで今回紹介する”GeoDrops”では、間隔を空けて設置した2本の電極(プローブ)間に存在する水分量を計測する特許出願中の容量性変位センシング技術によって面ではなく空間で±0.01%の高い精度で土中の水分量を正確に知る事ができます。
そしてまたこの「GeoDrops」ではWiFiモジュールを搭載し、直接クラウドサーバーへ定期的に土中の水分量を送信する機能を備えている他、もし庭までWiFiが届かないのであればオプションで用意されいる240mまでカバーする中継器を使う事でクラウドサーバーへデータを送信する事が出来る様にもなっています。
クラウドサーバーで分析
次にこの「GeoDrops」ではクラウドサーバーがセンサーから送られて来たデータをAIを使って解析する事でただ土中の水分量が減っただけでGoogleHome、IFTTTやamazon alexaを通じて水やりの指示を出すのではなく、過去の降雨データやセンサーから得た湿度や気温などからこれからの天気予報を予測し、雨が降る予定であったり、曇り空が続いて土中の水分が蒸発しない様な状況であれば水やりの指示は出さず水を節約します。
そしてまた、水やりに関しても芝なのか野菜なのか花なのかを設定する事でより適した水やりが行える様になっているのですが、AIを使った分析を行えるのはPremiumプラン($1.99/月)で、フリーなBasicプランでは蓄積されるデータは4週間分、センサーからの情報のみでの水やりの指示となりますので、プランター数個でしたらBasicプランでも良いかもしれませんので、もし詳細をお知りになりたい方は下記URLをご覧ください。
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