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昔に撮影したネガをどうしようと思われている方に、手軽に安価にDIYで作れるフィルムスキャナー「CamScan」

みなさんには引っ越しや大掃除をした時に、昔にフィルムカメラで撮影したネガやプリントした写真が出て来て懐かしく思う事はってありませんか?
そして意外な程に色あせた写真を見て、何とかしなきゃと思ったりはしませんでしたか?

そう、昔のフィルムで撮影した写真と言うのはネガフィルムもそうなのですが、プリントした写真も空気に触れる事で酸化が進み、なおかつ高温多湿な環境に曝す事でカビが生えたりもするのです。ですから保管はできるだけ乾燥した温度変化の少ない場所で空気に触れない容器に入れて保管するのがベストなのですが、それよりもデジタル化した方が場所を取りませんし、なおかつ何時でも写真を表示して見る事ができます。

そんなフィルムを簡単にデジタル化できるDIYキットが今回紹介します「CamScan」です。

今回紹介する「CamScan」はバルサ材の様な木材で作られた組み立てキットで安価にフィルムスキャナーを作る事ができます。

と言いますのも、市販されているフィルムスキャナーは高価でった数百枚のフィルムを取り込む為だけにもう使う事もなく増える事もないフィルムスキャナーを購入するのは無駄とも言えますし、今後もし、フィルムカメラを買ったとしてもフィルムを現像に出したとすればCDに焼いてもらえるサービスもありますので、わざわざフィルムスキャナを買う意味もありません。

ですから今持っているフィルムを取り込めたら良いので、この「CamScan」になると言うワケです。

そしてこの「CamScan」の原理はフィルムスキャナーと同じでフィルムの後ろから光を当て、そしてそれをデジタルカメラやスマートフォンで撮影します。
そして撮影したデータは全く圧縮されていないRAWデータで保存するのがポイントです。ですからRAWデータ保存機能のついたデジタル一眼レフやミラーレスカメラを用いるのがベストです。

RAWデータとして保存する事で、後で画像を印刷したり何かに使う時の色の再現性であるとか、エフェクトをかけた時のその効果と言うのが圧縮されたjpegデータとは全く違って来ます。

そしてこの「CamScan」は、スマートフォンでもフィルムが取り込めるアダプタもオプションとして用意されていますので、デジタルカメラを持っておられない方でも簡単に昔のフィルムをデジタル化する事ができます。

ただ1つ難点は、全てがマニュアルであると言うことです。フィルムスキャナですとネガをセットすれば自動的にネガを送ってネガを撮影して取り込んでデータ化しれくれますが、この「CamScan」はネガをネガホルダーにセットすればカット枚数分はネガを移動する事で順次撮影する事ができるのですが、ネガの位置出しは手動なので、唯一そこが手間のかかる所ではないでしょうか?

ただ、ネガが増える事はありませんので時間のある時に気長にやればいつかは終わるでしょうから、これからコツコツ、ちょっとずつネガを取り込んではいかがでしょうか?

なお120フィルム用ネガホルダーもオプションで用意されていますので、詳細につきましては下記URLにてご確認下さい。

https://igg.me/at/camscan/x/7929074

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