年も明けてもうすぐすると進学の季節となり、新たに小学校1年生になる親御さんは子どもさんがちゃんと登下校できるのか?また登下校中に危ない目に合わないか今から心配されている事と思います。
ただそんな登下校も集団登校、集団下校のある学校であったり、携帯電話の所持を認めてくれている学校であれば不安の半分は解消してくれるでしょうが、そうではな自由に登下校する学校だと、その心配は高学年あたりになるまでは尽きませんし、通学路に暗い場所や人気のない場所があるのであれば高学年になっても心配です。
そう言う不安を解消してくれる総合ホームセキュリティーシステム「Tabs」を今回はご紹介致します。
この総合ホームセキュリティーシステム「Tabs」にはLoRaWANと言う通信規格に対応したGPSタグが2種類用意されており、1つは”Wristband Locator”と言う腕時計型のタグ、そしてもう1つはキーホルダータイプの”Tabs Locators”です。
このLoRaWANと言うのは近年国内でもIoT機器の長距離通信規格として最も注目されている通信規格で、日本でも大手通信会社が既に法人向けにサービスを提供しています。
では何故このLoRaWANが注目されているのか?1つは全てが情報が公開されており誰もが自由にフリーで利用できる事と、距離が離れれば離れる程通信スピードは遅くなりLoRaWANは最大10kmまで通信が可能なのですが、そこまで離れると周囲の環境・状況にもよりますが900bpsあたりまでスピードが落ちるのですが、例えば気象データ(気温や湿度)やGPSの位置情報を通知するにはデータ量も限られていますのでIoT機器の通信規格としては最適なのです。
ですからこの「Tabs」も徒歩で通う近隣の学校へ通う子ども達に持たせるのであれば、流石に今時は片道5kmも歩いたりはしないでしょうから、位置を確認するには十分に実用レベルにあり、しかも直接タグと電波のやりとりを行って通信し通信会社の回線を利用したりしませんので、一切料金がかからないと言うのがメリットです。
またこのLoRaWANは電力消費が少ない事も特徴で、通信頻度や接続しているセンサー等の消費電力にもよりますが極端な話、ボタン電池1個で約1年も通信できるくらい電力消費が少ないのです。
そしてその位置情報は自宅に接地する”Hub”と呼ばれるWiFiでインターネットに接続される親機にスマートフォンにインストールするアプリケーションを使ってアクセスする事でいつでも確認する事もできますし、いつどこを通ったのか?その形跡も記録していますので、寄り道をしていないか等も手に取る様にわかります。
また”Mini Hub”と言う”Hub”と同じ受信機が”Family Tabs Kit”と言う居場所を追跡するのがメインなセットには含まれており、これを学校や塾等に接地してもらう事で途中で通学路や移動範囲で電波状況が悪くて位置情報が取れない場所がある場合に電波のロストするのを防いでくれます。
またこの「Hub」には居場所を追跡するのがメインのキットの他にホームセキュリティーがメインな”Home Monitoring Tabs Kit”を始めとするセットも用意されています。これらセットには受信機である”Hub”の他に、人の動きを検出するモーションセンサー(GPSタグであるLocatorsと組み合わせる事で、Locatorsを持った家族の出入りをリアルタイムでスマートフォンへ通知する機能もあります)、窓やドアの開閉を検出するドア&窓センサー、そして室温や湿度そして濃度が上がると人体に影響のある二酸化炭素やVOC(揮発性有機化合物:Volatile Organic Compoundsで、トルエンやベンゼンと言った溶剤等)を検出するヘルシーホームセンサーと言ったものが用意されています。
ですので、子どもの居場所を追跡するGPSロケーターとホームセキュリティーも設置したいと考えておられた方にはこの「Tabs」はまさにピッタリなシステムと言え、GPSロケーターで言えばジオフェンスと言って仮想の移動エリアを設定して、そのエリアを出たり、そのエリア何に入ったら通知する機能もありますので、認知症があって徘徊クセのあるご家族がおられるのであれば、ロケーターを持たせておけば、すぐに家を出たのがわかりますし、通信範囲内であれば居場所も手に取る様にわかりますので安心できますよ。
なお詳細やセット内容については下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/tracknet/tabs-ultimate-long-range-locator-and-smart-home-so
この記事へのコメントはありません。