最近、糸を使わないで取り付ける事のできるボタンが流行って来ており、その種類も増えて来ている事をみなさんはご存じでしょうか?
服に縫い付けてあるボタンは糸で縫い付けてありますが、ボタンやそのボタンを服に縫い付けている糸は身体の動かし方で引っ張られ、洗われ干されて紫外線に当たり、徐々に繊維が断裂して行って最後には気が付いたら糸が切れてボタンがなくなっていた….なんて事はよくあります。
そしてボタンを縫い付けている糸って全てが一気に切れるのではなく1本ずつ切れて行きますから、ボタンを止める時に1本ずつ切れて細くなって行く糸に気が付いたらその都度縫い直せば良いのですが、なかなか頻繁にボタンを縫い直すなんて人はいません。
そこで登場したのが糸のいらないボタンです。このボタンの構造は簡単でホックの様な構造をしており、服の布地を挟んで止めるだけなので、外出先でボタンが外れた様な時でも一瞬でボタンを取り付ける事ができますので、裁縫が苦手な人でも大丈夫!!
そんな糸のいらないボタンに着せ替え機能がついたボタン「Auxilry」が登場しましたのでご紹介致します。
ではまず最初に「Auxilry」の取り付け方からおさらいしておきましょう。「Auxilry」の取り付けは専用の工具が付属していますのでとても簡単です。
1.まず工具を使ってボタンを取り付ける位置に穴を開けます。
2.次にその穴に針のついた留め具を通します。
3.留め具にボタンのベースをはめ込みます。
4.ボタンフェイスをベースにカチッとはめ込んで取れない様にネジの様に捻る
これをボタンの数の分だけこなすだけです。しかもこの「Auxilry」は一度取り付けたボタンは付属の専用工具で外して他のシャツに取り付けて再利用したり、または違う色の「Auxilry」を取り付けたり、昔の糸で縫い付けるボタンに戻したりする事もできます。
そして前述した様にフェイストップやベースは交換する事ができますので、いつも着用している白シャツのボタンをこの「Auxilry」を使って赤や青と言ったちょっと派手目のボタンに変えてみましょう。それだけで紺系等のビジネススーツにしか似合わなかったただの白シャツが、ネイビーやブルーと言ったジャケットと組み合わせて着こなす事ができます。
つまり、たったボタン1つの事なのですが、そのボタンを変えるだけでガラッとそのイメージは変わりますので、これからはボタンを変更してジャケットや背広に合わせる様にすればワイシャツの量が減り、空いたクローゼットの中のスペースを有効活用する事ができます。
そしてこの「Auxilry」にはもう1つ便利なアイテムとして襟首のアジャスターが用意されています。これは首回りが太くなってしまって締まらなくなった首元のボタンを少しだけ緩める事ができます。
このアジャスターの形状を見て頂ければわかる通り、アジャスターには2つのボタンが取り付けられる用になっており、向かって左端の穴には服を通してボタンを取り付け、そして右側の5つ空いている穴には首元のしまり具合を見てもう1つのボタンを取り付ければ、ボタンとボタンとの距離分だけボタンを止めた時に余裕ができますので、首の締め付け感が緩くなると言うわけです。
そして本来なら首元には1つしかないボタンがダブルボタンになるのですから、ちょっとこれもまたオシャレですよね。
そんな「Auxilry」にはたくさんのセットバリエーションが用意されていますので、詳細につきましては下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1296330060/auxilry-dynamic-interchangeable-no-sew-buttons-20
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