夏休みの自由研究で顕微鏡を使った観察などをやってみようと思うと、昔はスケッチするしかありませんでしたが、その後トイカメラやデジカメで写真が撮影できるものが登場し、今ではスマートフォンをセットして撮影する事ができたり、電子顕微鏡の様に最初からCCD(カメラ)を搭載しており、その映像をPCやタブレット、スマートフォンに表示させ、保存できるものも登場しており、そのままPowerPointやWord等に画像を取り込んでレポートを書いたりと言うのも非常にスムーズに楽に出来る様になっています。
そこで今回は、顕微鏡で画像の加工まで出来てしまうデジタル顕微鏡「B1600」をご紹介致します。
どんなものでも観察可能な顕微鏡
一般的な顕微鏡はプレパラートの上に素材を置き、プレパラートの下から光を当てて観察を行いますので、基本的にはプレパラートの上に乗るもの、そして光を透過するものしか観察する事はできませんので基本的には微生物や植物の観察がメインとなります。
一方で今回紹介するデジタル顕微鏡「B1600」はプレパラートに乗せたものを観察する為に下から照射できるのはもちろんの事、レンズ側、CCD側にもLED照明が内蔵されており上からも光を照射できる事から、立体的なモノの観察も可能ですし、観察するモノを乗せるプラットフォーム、土台はダイヤルにて上下左右と動かせるので、指で動かすとどうしても数ミリ、場合によってはミリ単位以下で場所を移動させると言うのは無理ですが、プラットフォームが動く事で見たい場所をピンポイントで見る事ができます。
画像は瞬時に転送可能
またこのデジタル顕微鏡「B1600」ではUSB-CケーブルでPCやタブレット、スマートフォンと接続する事で、簡単にどの様なアプリにも「B1600」で撮影したデータを取り込む事ができます。
また4,000mAhのバッテリーを搭載していますので屋外で採取したばかりの植物や昆虫なども観察でき、昆虫などは観察した後、すぐに放してあげれば昆虫を殺さずに済みます。
また電源はモバイルバッテリーから取る事もできますので、実質、どの様な場所でもバッテリー残量を気にせずに顕微鏡観察ができると言うのがこの「B1600」の便利な一面でもあります。
タッチパネルを操作して編集
またこの「B1600」の9インチのモニターはタッチパネルになっており、全ての操作はこのタッチパネルで行える様になっている他、静止画だけでなく動画の撮影も可能になっています。
更に撮影した画像を呼び出し、実際の大きさ計測してそれを画像に落とし込んだり、角度を求めたりする事もできる様になっていますし、撮影した画像の中から注目してもらいたい部分を描画ツールを使い直線や円で囲って強調すると言った事もこの顕微鏡1つで出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/b1600/b1600-experimental-professional-microscope-ultra-clear-i
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