UVレジンと言って紫外線を当てる事で固まる樹脂があり、紫外線を当てると固まるので光造形3Dプリンタとも言われているSLAやDLP方式の3Dプリンターの材料として使われてたり、ジュエリーを作ったりするのに使われていたりします。
そのUVレジンを接着剤として利用した製品があり、小生も日常的に使っているのですが、この紫外線を当てると固まる接着剤は接着剤を当てないと固まりません。つまり、表から見て欠けた部分を修理したりするのにはすぐに固まるので便利なのです。
ところがプラスチック部品とプラスチック部品を接着する場合、両方が透明ないし片方が透明であれば接着剤に紫外線LEDの光が届くので固まるのですが、両方に色がついていると紫外線LEDの光を遮断して届かないので全く固まらないと言う欠点があります。
そこでその欠点を補い、LED光が届かない様な状態でも固まる様にした接着剤がこの「Total Glue」です。
ところでみなさんは接着剤ってどうしてひっつくのかご存じですか?
接着剤には主に2つの接着方法があり、1つはプラスチックの様に溶剤で溶ける物質の場合は溶かす事で両者をガッッチリと接着し、そうでない物質の場合は接着剤が接着面の凹凸に入り込み、その凹凸から空気を追い出す事で接着面を真空状態にして、ちょうど吸盤がひっつくのと同じ原理で接着したり、接着剤そのものが隙間に入り込んで固まる事で”クサビ”の役目を果たす事で接着したりします。
ですがそう言う、密着させて接着する接着にはこの光で固まる接着剤は光が届かないので残念ながら使えません。そこでこの「Total Glue」ではその固まらない光硬化樹脂に特殊な接着剤を混ぜる事で光を当てなくても固まる様にし、青色LEDを当てたらたった5秒で硬化し、当てなくても1分で硬化し24時間で完全硬化する樹脂を作る事で、より使い易くなった上に接着できる物質が増えました。
と言いますのも今までの光硬化樹脂は光が届かないと固まらなかったので表面の欠けたものの補修や透明な光を通すアクリル樹脂の様なものの接着にしか実は使えなかったのです。
ところがこの「Total Glue」は光が当たらなくても自己接着しますので、例えば今までは無理だった陶器や金属の様な部品でも接着面に「Total Glue」を湿布しお互いの接着面を密着させ、付属のLEDで光を当てればとりあえず光が届く範囲の深さの「Total Glue」は硬化しますので、硬化するまで手で圧着していると言う手間がなくなり、便利になります。
またこの「Total Glue」のLEDは脱着し自立させる事ができる上にスライドスイッチで連続点灯させる事ができるので、接着する部品の双方を両手で持ちギュッと圧着しながら光を当てる事ができますので、より真空度合いが上がり接着効果が上がりますので、今までの様に使っているウチにポロリと接着した部品が取れると言う事がほぼなくなります。
しかもこの「Total Glue」はプラスチック以外に木、ガラス、陶器、金属と幅広い材料を接着する事ができますので(ゴムやスポンジの様な形の変形するものは不可)、これ1本常備しておく事で壊れた時の補修がとてもし易くなるのは間違いありませんので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/259298828/total-glue-cures-at-the-speed-of-light
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