昨年あたりからキャンプ場へ行くとテントではなくハンモックを張っている方の方がより目に付く様になっています。
これはハンモックが究極に進化し虫除けの網でハンモックを覆い虫が入って来なくなっているだけでなく、ハンモックの上に張る雨よけのタープの様なものまでついて、急な降雨でも濡れずに快適に過ごせる様になっているからです。
ししてハンモックはテントの様に地面の上に設置しませんので、ゲリラ豪雨で浸水すると言う心配もなく雨上がりで地面が濡れていてジメッとする事もない上に、濡れたとしてテントの様に乾かすのに広い場所を必要とせず、マンションのベランダでも物干しに引っ掛けておけば乾かす事ができますので扱いも非常に楽です。
またテントなら寝袋が必要ですが、ハンモックならそれが不要な上に、テントと言うのはテントの生地で身体を包み込むので寝ている間にかかる圧力が分散され、ベッドや布団なら腰が痛くなって必ず起きると言う方もでも1度も目を覚ます事なく朝まで寝る事ができますし、夏は網目状のハンモックだと風が通り熱がこもらないので熟睡する事ができます。
そんな良い所だらけの最近の進化したハンモックですが、1つだけ解決できていない問題を持っています。
それを解消し、寝心地は世界一とも言えるハンモック「Ninox」を今回はご紹介致します。
ではその解決できていない問題は何なのかと言いますと、寝る姿勢です。
ハンモックはご存じの様に、1枚の布の1辺とそれに向かい合う1辺をまとめてロープを巻き付け、そしてその両側のロープを木にくくりつけます。
そうするとハンモックは弧を描いて中央部分が一番垂れ下がった状態(お尻が一番垂れ下がり、つま先と足が上がった様な感じ)になりますので、寝る時は必然的に上を向いて寝る事になります。
ところが世の中には上を向いて寝る事ができない、上よりもむしろ横を向いたり、下を向いた方が良く寝る事ができると言う方は非常に多いのですが、ハンモックの場合は横になったり下を向くと横はかなり横に折れ曲がった様な状態でしか寝られずに骨盤のあたりが引張れて痛いですし、下を向いた上田は上体剃らしの様な格好になり、腰の悪い方には絶対に真似のできない格好でしか寝る事はできません。
ところがこの「Ninox」は1枚の布を丸めて使うのではなく、様々な形にカットした布を合わる事でどの方向に寝ても、自分の寝ている下は頭から足先までフラットになる様に設計されていますので、横に向いても下を向いて寝ても、もちろん従来の様に上を向いて寝ても変な曲がり方をせずに朝まで熟睡する事ができますし、寝返りも簡単にできる様になっています。
更に雨降りでも使える様に雨よけの屋根となるタープがついたセットも用意されている他、ハンモックから降りなくても様々なモノが取れる様にハンモックの更に下に吊すネットも用意されていますので、一度「Ninox」に登ればトイレ以外は降りる必要もないと言っても過言ではありません。
また市販のハンモックスタンドを買えばご自宅でも使えますし、夏の暑い時等はベッドや布団が熱くて寝ることができないと言う時はハンモックの方が熱を発散してくれて寝付きやすくなるはずですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/sierra-madre/ninox-the-flatlay-hammock
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