電気アーク溶接って家庭で行うDIY程度の作業でしたら資格がなくても出来るってご存じでしたか?
溶接が出来ると座椅子の金属フレームの溶接部分が外れてしまったり、金属台の溶接が外れてしまった時にそれまで買い直していたものをチョチョッと溶接し直して修理する事で余分な出費をせずに済みます。
またアーク溶接が出来るとそれまで木を使って作っていた様な台も、パイプなどを溶接して作る事でこれまで以上に重い物を乗せる事ができる台を作る事ができますし、錆止め塗装までしておけば、屋外でもずっと使用し続ける事ができます。
そして今回紹介する「SD5010Pro 5-in-1 Welder」はアーク溶接だけでなくプラスティック溶接や半田付けまでこなすマルチな溶接機になります。
3種類の溶接方法をサポート
今回紹介する「SD5010Pro 5-in-1 Welder」をアーク溶接機として使用する場合、ワイヤアーク溶接(Flux Cored Arc Welding:FCAW)、被覆アーク溶接(Shielded Metal Arc Welding:SMAW)、ティグ溶接(Gas Tungsten Arc Welding:GTAW)の3種類の溶接法で溶接する事が出来る様になっており、MIGHTやSAWはサポートしていないものの、精度を要求させる溶接や厚みのある材料なども溶接する事ができ、電圧も100と200Vに対応している事から動力を使って溶接する事でより早くより厚みのある金属などの溶接も可能です。
樹脂溶接
次に樹脂溶接って一般の方にはあまり馴染みのない溶接と言うか接着方法をこの「SD5010Pro 5-in-1 Welder」はサポートしており、専用のホルダーに凹の様な形をした金属ワイヤーを差し込み、割れてしまった樹脂プレートなどに当てた状態で通電させ金属ワイヤーを加熱する事で金属ワイヤーは樹脂を溶かしながら樹脂プレートの中へと埋まって行き、割れてしまった樹脂部品を修理する際に使用する溶接方法です。
この樹脂溶接を行う事で、接着剤では得られない強度を割れてしまった樹脂パーツに再び持たせる事ができます。
温調式半田コテ
そしてこの「SD5010Pro 5-in-1 Welder」にはこの他に専用のコテ先が付属されており、ハンダ付け作業が行えるほか、最大出力90Wの電源でわずか15 秒で 100℃~500℃まで加熱する事が出来ますので、大量に電子部品を半田付け作業を行う作業にも温度回復の早いこの半田コテは向いていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ssimder/simder-sd5010pro-5-in-1-welder-and-hot-stapler
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