よくみなさんは除菌するのにアルコールスプレーや、アルコールを含んだウェットティッシュを使われますが、実はサッと振りかけ拭いたりしたのでは半分も除菌できていないってご存じでしたか?
アルコールによる除菌は細菌に含まれるタンパク質の変性や、溶菌と言って細胞壁を破壊する事で細菌の繁殖を抑えつつ死滅するのを待つ事で殺菌・除菌を行います。
この時にアルコールの濃度が薄すぎても濃すぎても細菌によって効果が変わりますし、アルコールに曝す時間によってもその効果は全く違い、分単位、しいては10分と言った単位でアルコールに曝しておかないと殺菌は無理です。
更にアルコールではノロウィルスやアデノウィルスと言ったウィルスが殺せないのはみなさん周知の事実かと思います。
そこで今回は殺菌と言う意味ではアルコールよりも断然効果の高い紫外線殺菌を簡単に行える「UVGLO」をご紹介致します。
紫外線はみなさんご存じの様に、ウィルスやバクテリア、細菌など何でも殺菌する事ができます。
それは紫外線が遺伝情報であるDNAの鎖をズタズタに切り裂くからです。DNAを切られてしまった細菌は増殖する為に必要な遺伝情報を失ってしまい増殖する事ができませんので死滅すると言うわけです。
ですから最近は日焼けしない様に肌の露出を減らしたり、日焼け止めクリーム等を塗って紫外線を反射して肌に紫外線が当たらない様にする事が推奨されているのです。実際、紫外線を浴びると日焼けするだけでなく肌の細胞のDNAが傷つけれていますので、もしDNAの情報が変わりガン細胞化したり何て事になったりしたら大変ですから。
そしてこのUV殺菌装置「UVGLO」の一番の良い所は、直接スマートフォンのLightning端子、USB-C端子に接続して殺菌作業を行う事ができる事です。
これを充電式にしてしまうとコンパクトに作るとバッテリー容量が限られてしまいますので常に充電していなくてはなりませんが、何か他のモバイルバッテリーやこの「UVGLO」の様にスマートフォンから直接電気を貰うのであれば充電する手間がかからないのでとても便利だからです。
ただiPhoneのLightining端子はそんなに多くの電力を出力できるワケではないので1ヶ所あたり10秒程度照射し続けないと99.9%の殺菌・除菌はできません動かしながらまんべんなく殺菌したい表面に照射していれば10秒なんて時間はアッと言う間に過ぎて行きますので、あまり気にはならないでしょう。
そしてUSB-Cに至っては何も直接スマートフォンから電気を貰わなくても、モバイルバッテリーに直差しして使うと言った事もできますので、そのあたりはみなさんの使用形態に合わせてお選びください。
なおその他詳細な仕様等につきましては下記URLをご覧頂ければ良いかと思いますが、1つ注意点はレジンの硬化には波長が違い、この「UVGLO」をレジンに照射しても固まりはしませんのでご注意ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1432169744/uvglo-the-worlds-smallest-and-smartest-uv-c-led-st
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