専門家でなければ聞いた事もなければ見た事もない様な道具はこの世の中にはたくさんあります。
ただ正式な名称は知らなくても見た事あると言う道具は多々あり、”プライバー”もその中の1つです。
プライバーは、隙間を作ったり、こじったりする時に使う道具で、”バール”と言う道具を思い浮かべてもらうとおそよその使い方は想像できるのではないでしょうか?
バールはご存じの様に釘を抜いたりする時も使えば、大きな岩を転がして移動させたり、家を解体する際に壁や天井を引っ掛けて剥がしたりと言った作業にも使われる様に、様は力ずくで動かないものを動かすと言う様な際に使います。
そのプライバーを、EDC(EveryDay Carry)ツールとして仕上げた「Mini Pry Bar」を今回はご紹介致します。
チタン合金にするメリット
まずこの「Mini Pry Bar」はグレード5のチタン合金を切り出して作られたプライバーです。
グレード5のチタン合金と言うのは時計のハウジングや医療器具にも使われ、金属アレルギーのある方でもアレルギーを起こさない電子的に安定した金属でありつつ、我々が日常的に触れる事のある様々などの様な金属よりも硬く、そして錆びません。
ですからチタン合金にする事で例えば鉄で作られたペール缶、ステンレスで作られたペール缶と言った金属で作られた容器の蓋をこじ開けると言う様な事があった場合、こじ開ける金属よりも道具の方が柔らかければ、開ける前に道具の方が壊れてしまいますので、みなさんの中にもアルミ合金で作られたマイナスの精密ドライバーで蓋をこじ開けようとして精密ドライバーの先を曲げてしまったなんて失敗談を持っておられる方も多いのではないでしょうか?
つまりチタン合金で作る事で、相手がどの様な金属であれこの「Mini Pry Bar」が壊れる事は有り得ないので、一緒モノのEDCツールと言えます。
切る
では実際にどの様な使い方ができるのか?まずは先の尖ったエッジを使ってダンボールのテープを切ったりはもちろんの事、袋菓子のパッケージが開けられない時でも、デスクの上にパッケージを置き、「Mini Pry Bar」を押しつけながらスライドさせる事でカッターやハサミがなくても簡単に袋を切って開ける事が可能です。
開ける
そして次はプライバーの本来の目的である”こじ開ける”です。ただ普通の方が日常生活でこう言う金属の蓋を開けるなんて機会は滅多にないかもしれませんが、例えば瓶の蓋が開かない様な時、蓋と瓶の隙間にこの「Mini Pry Bar」を差し込み、そして少し捻ってやる事で瓶の中に空気が入って簡単に開ける事ができたりもします。
抜く
そしてこの他にも色々と使い方はあるのですが、例えば何かの機会に瓶ビールや、王冠のついた調味料、ジュースなどを頂いた時に、栓抜きがなくともこの「Mini Pry Bar」を王冠の隙間に差し込んで捻りながら緩めて行けば、栓抜きがなくても王冠は開ける事ができますし、プルトップではない様な缶詰めも石で「Mini Pry Bar」を叩きながら蓋にめり込ませて行けば、強引に開ける事ができます。
また壁や床にベッタリと貼り付いたシールを剥がしたりと言った様な時にもシール剥がしとしても使えますし、意外とちょっと使えるかな?と思って使ってみると様々な用途に使える事が分かると思いますので、詳細につきましては下記URLにてご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/klinkokids/mini-pry-bar-grade-5-titanium
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