最近スピーカー素材として注目を集めるグラフェンと言う炭素系の素材は電気を流す事で発熱すると言う性質も持っています。
その為に最近ではヒーター内蔵の衣服や布団等に利用されたりもしています。
またグラフェンはダイヤモンドよりも硬い素材(分子間結合が強いと言う事ですが)ですので、シート状であったりワイヤー状のグラフェン素材を衣類に埋め込んでも切れたりする事がなく炭素素材なので金属の様に錆びませんので洗濯をしても平気です。
そんな発熱素材のグラフェンを利用してヒーターにしてしまったスイス発の「SOLUS Heater」 を今回はご紹介致します。
電気代は1時間あたり約5円
よくオイルヒーターは空気を汚さない上にほんのりと部屋の空気を温めるので身体にも良いと言われますが、実はランニングコストは他の暖房器具よりも圧倒的に高い、浪費家なのです。
一般的に消費電力1800Wのオイルヒーターで8畳の部屋を暖めると部屋の温度によっても左右されるのですが、1時間あたりの電気代は15円超になります。
一方エアコンは同条件で使用した場合、これも室温で左右されますがおよそ5円程度で、こたつも足しか温められませんが似た様な電力消費です。
そしてセラミックヒーターの様な電力を消費するヒーターはオイルヒーター以上に電力を消費しますし、灯油やガスの光熱費も相当なものです。
つまりオイルヒーターは環境には優しくても家計には優しくありません。
ところがこのグラフェンヒーター「SOLUS Heater」の消費電力はたった200Wで、その電気代はエアコン並と非常にエネルギー効率の良いヒーターなのです。
しかもオイルヒーターの様に燃焼を伴わないので空気を汚す事もないのです。
スタンドor壁掛け
そして厚みがたった10mm、1cmしかないグラフェンヒーター「SOLUS Heater」にはスタンドが付属している他、壁掛け用のステーがオプションで用意され、壁に設置しておく事もでき、壁掛けテレビの様に壁にかけておく事で邪魔にならないと言うメリットもありますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/koleda/solus-the-most-efficient-radiator-in-the-world
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