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筆記具がなくても書けるだけでなく、濡れても消えたり破れたりしないコンパクト手帳「Nanobook」

みなさんには手帳を服やパンツのポケットに入れたまま洗濯をしてしまったが為にメモしていたものを全て失ってしまい困った目に合ってしまったなんて事ってありませんか?
最近はスマートフォンのおかげで、現物のあるものであれば現物をカメラアプリを使って撮影すればメモを取る必要もありませんし、スケジュールなども直ぐにカレンダーに入力でき、メモも手書きメモからボイスメモに至るまで多彩な方法でスマートフォンでは記録を残す事ができます。

ただ学生さんはもとより、社会人の方でもスマートフォンよりも手帳の方が好き、手帳の方が使い易いと言う事で手帳を使われている方も少なからずおられるかと思います。
そんな手帳をこよなく愛されているみなさんに今回は、洗濯しても安心なコンパクト手帳「Nanobook」をご紹介致します。

洗濯しても大丈夫なのはストーンペーパーだから

さて、この「Nanobook」が濡れても洗濯をしても平気なのは、この手帳に使われている紙がストーンペーパーと言って石を原材料にして作られているからです。
普通の紙はパルプと言って木材や植物の繊維を元に作られており、紙漉きをイメージしてもらえば想像し易いかと思いますが、水に溶かした植物繊維を漉いて平して水分が蒸発すると繊維同士が複雑に絡み合って結合する事で1枚の紙となるのが、水に濡らすことで言うなれば紙を漉く前の状態に戻ってしまい紙はビリビリに破れたり、再びたの植物繊維と結合して固まったりします。

ところがストーンペーパーは特殊な処理を施す事で粉末状にした石を紙の様な状態にしていますので、水に濡れても植物繊維の様にお互いの結合が弱くなり剥がれると言った様な事がないので破れません。

更に言うと紙であれば手でも簡単に切り裂いたりする事ができますが、このストーンペーパーは手では絶対に切ったり引き裂いたりする事はできないので、もし洗濯してしまったとしても紙の様に丸まって団子の様になる事もないのです。

ペンがなくても書ける不思議さ

そしてこの「Nanobook」にはもう1つ、とっても不思議な事があります。
それは感熱紙を使ったレシートの様に、固くて先の尖ったものを紙に押しつけながら動かす事で、何と紙に書けてしまうのです。
これくらいの小さな手帳ですとどうしても筆記具を手帳に差しておく、挟んでおくと言う事が難しく別々に持ち歩かなければならないので、よく筆記具を忘れてメモを取れないなんて事が起こるのですが、この「Nanobook」は爪でも書けてしまうのでとても便利ですし、鉛筆であれば紙が濡れていても水中でも書く事ができとても便利な手帳ですので、興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/146432849/nanobook-the-tiniest-notebook-for-your-hand

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