ロードバイク競技に参加される様な方であればタイヤの空気圧がいかに重要な事であるかはご存じのはずですが、一体どれくらいの空気をタイヤに入れておけば良いのでしょうか?
それはタイヤの側面にbar, PSI, kPa, kgf/cm²と言う単位と共に適正空気圧と言うものが表示されておりこの範囲に空気圧を保つ事でタイヤのパンクを防ぎます。
ただ自転車のタイヤは空気をたくさん入れて空気圧を上げると空気が逃げやすく、一般的には1週間に1回くらいのペース、ロードバイクに装着されている様な細いタイヤの場合はもっと短い間隔で空気圧を見て空気の補充をしていなければ、パンクを起こしやすくします。
※パンクの原因は釘等の突起物が刺さる事によるパンクと、空気圧が低くてタイヤのリムと地面とでタイヤが挟まれた状態で走行する事でタイヤが切れると言う場合もあります。
そこで今回はパワーセンサーと空気圧センサーが一体化され数分あれば装着できる自転車用パワーセンサー「Arofly」をご紹介致します。
タイヤバルブを交換するだけ
この「Arofly」の1番の特徴はパワーセンサー(スピードセンサー)がタイヤの空気圧計と兼用されており、タイヤのバルブキャップを交換するだけで装着できると言う簡易さです。
通常タイヤの装着するスピードセンサーの場合、タイヤのスポークに磁石を取り付け、車体のフレームにセンサーを取付け、磁石がセンサーの上を通過した時に反応するのか調整したりと手間がかかったり、タイヤの中心部分のハブの部分に取り付けるタイプのスピードセンサーでも間隔の狭いスポークの間に腕を入れて取り付けなければならなかったりと結構面倒なのですが、この「Arofly」のパワーセンサーはアッと言う間に取付ができます。
そしてケイデンスセンサーもクランクにベルト止めするだけで、従来の様なペダルやクランクと一体化されたセンサーの様に工具を使って交換する必要もないので、取付は非常に簡単です。
従来品よりもより正確に
ところでこの「Arofly」は実は既に市販化されており、物珍しさで買ってはみたものの、その表示されたあまりの数値にガッカリされた方も多いはず。
「Arofly」はタイヤの空気圧の変化とタイヤの動き(回転)を検出する事でケイデンスセンサーなしでケイデンスやパワー、走行スピードや距離もですが、スマートフォンに表示できると言うデバイスなのですが、結構アルゴリズムが曖昧なのかタイヤの空気圧をシビアにしておかなければならないのか実際に表示された数値はとんでもなく大きいもので、特にパワーはケイデンスセンサーで計測したものよりも遙かに多いな数値を常に表示する様なものでした。
なのでクレーム等が多かったのでしょうか?今回紹介する「Arofly」はケイデンスセンサーを付け補正していますので、パワーセンサーだけの時の様にでたらめな数値を出す事はないでしょう。
なおどう言った数値を表示するのかと言った事や商品のバリエーション(サイクルコンピュータ付きのものやセンサーだけのもの等複数ラインナップはあります)は下記URLにてご確認下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1791716174/arofly-the-worlds-smartest-and-affordable-power-me
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