一般的に水平器と言うと黄色や緑の蛍光液の中に大きな空気の粒の入った気泡管と言うものが埋め込まれており、その気泡管の中の空気の粒の位置で対象物が水平になっているのかを確認する工具です。
ただその空気の粒って気泡管の水平を現しているラインよりも小さいので、ラインを頼って水平をキッチリと出すのは無理で、最後は自分の目力と言いますか、自分の感でここが水平だ!!と言う位置を決めなければなりません。
ただその位置が少しズレたとしても0.1°とか0.2°の単位なので、普通に椅子やテーブルをDIYで作ったりするのには何ら問題はないのですが、長さ2mも3mもある柱を渡したり、パイプに水勾配をつけて設置するとなったりするとその微妙な角度が大きく影響して来ます。
そこで今回は今までのアナログではなく、デジタルでピッタリと水平を出してくれるデジタル水平器「LumiLevel™」をご紹介致します。
LED表示のメリット
ではデジタル表示される水平器はないのかと言いますと、実際には数多くのデジタル水平器が市販されています。
ですがその多くが数値で表示するタイプのものばかりで、中にはバックライトがついて暗闇でも自己発光して暗闇でも見えるものや、この「LumiLevel™」と同じ様に水平になるとブザーが鳴り、教えてくれるものがあったりするのですが、殆どの製品が液晶ディスプレイを使用していますので、下から見上げたり、ほぼ真横に近い場所から見たりと言った、真正面から液晶ディスプレを見る事ができない場合にとても数値を確認し辛いのです。
一方この「LumiLevel™」は25個のLEDを配置したバーLEDによって水平位置を明示しますので、どの位置から見ても見やすく、また水平になるとLEDが左右にナイトライダーの様に流れて水平になった事を教えてくれますので、とても分かり易いのです。
またブザーによっても水平を知らせてくれますし、LEDの点灯位置が1つズレると0.2°傾いている事になるので、2.4°までの傾斜であればLED表示可能ですので、水勾配をチェックしたりするのにも十分使用可能です。
垂直レベルも計測可能
またこの「LumiLevel™」は水平だけでなく「LumiLevel™」を立てるだけで自動的に垂直レベルも計測する事ができ、スイッチでわざわざモードを変更すると言った様な面倒な事をせずとも使えるのが便利ですし、ブザーで水平や垂直を知らせるのなら「LumiLevel™」を前後に回転させるだけでブザーがONになったり、「LumiLevel™」を振ると全LEDが点灯してLEDライトとして使えたりと、非常にシンプルな操作で使えるのが特徴です。
そんな「LumiLevel™」には30.48cm(12インチ)と60.96cm(24インチ)の2タイプが用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/lumilevel/lumileveltm-upgrade-your-bubble-0
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