よく衣服についたシミや汚れは擦るのではなく叩いて汚れを押し出せと言いますが、洗っても取れないシミや汚れと言うのは衣服の繊維の間の隙間に入り込んでいますので、いくら表面をこすっても繊維の奥深くに入り込んだ汚れの表面を撫でているだけですので、汚れが取れるはずはありません。
ですからシミは叩いて押し出せと言うのですが、叩いただけでは汚れはそう簡単には出て来ません。
何故なら叩く事で衝撃を与えてシミや汚れを繊維から分離しているだけで、その分離したシミや汚れはその場所に留まっているからです。ですから超音波を使ったシミ抜きでも叩いては水で流してと言う事を繰り返さなくてはならず完全にシミや汚れを完全に除去するまでには相当な時間を要します。
そこで今回は、簡単にシミ抜きが完璧に行えるシミ抜き機「W’air」をご紹介致します。
特許取得の新方式
叩いても取れない汚れには洗剤をつけて叩くと良いと言う事も言われます。
これは洗剤には様々な物質が含まれていますが、洗剤には界面活性剤の様に衣服から汚れを除去すると言う役割と汚れを包み込んで再び繊維に染み込ませないと言う役割も持っています。
つまり叩いて振動を与えて分離させた汚れを洗剤で包み込んでやれば効率的にシミや汚れを分離する事ができますし、それと同時に水で洗い流してやれば比較的短時間でシミや汚れを除去できるはずです。
そこでそれを実際にシステム化したのがこの「W’air」で、この「W’air」のハンドルの先端には2本のノズルが内蔵されており、一方のノズルからは洗剤を薄めた水が、そしてもう1つのノズルからは空気が放出される様になっているのですが、その空気が特殊です。
エアーノズルから放出される空気は、空気の粒とでも言うべきもので、水中に漂う気泡の様なものです。
そしてその極小の空気の粒、つまりマイクロバブルがノズルの先端から放出されるとそのマイクロバルブは汚れた衣服の表面に当たり弾けます。そしてその弾ける衝撃でもってシミや汚れを繊維から押し出し、隣のノズルから放出されている洗剤を含んだ水がシミや汚れの元を包んで水が押し流すと言うのがこの「W’air」の原理です。
気泡と洗剤だけで繊維を傷めない
そしてこの「W’air」で使っている洗剤は何も特殊なものではなく一般家庭にある洗濯洗剤や中性洗剤で良いので、特殊な生地を使った衣服でも安心です。
また繊維を押し叩くのではなく気泡が弾ける力を利用してシミや汚れを繊維の隙間から追い出しますので、生地も傷める事がありませんし、繊維から分離されたシミや汚れは即座に水で洗い流されますので、分離されたシミや汚れが更に広がってと言う事いのもメリットです。
洗い流すのはシミや汚れだけじゃない
そしてこの「W’air」が洗い流すのはシミや汚れだけではありません。例えば脇の下の汗染みと共に繊維に深く染み込んだ臭いやバクテリア等もマイクロバルブの弾ける衝撃を利用して分離して除去しますので、衣服のリフレッシュも同時に行えます。
更に弾けるマイクロバブルは硬く圧縮されてしまった繊維も解いて広げ、購入した頃の肌触りも取り戻してくれますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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