円を描く時に使う道具と言えばコンパスですが、コンパスを使うともれなく紙に穴が空いてしまいます。
ただそれは穴を防ぐ補助器具(コンパスの針の下に敷く透明なプラスチック板の様なもの)もあり、それら補助器具を使う事により穴を開けずに済んだりもするのですが、問題はスピードです。
特に工作をしたり、絵を描いたりする時にコンパスを使ってたくさん円を描く様な時に補助器具を使っていたのではコンパス単体で円を描くよりも2倍、3倍もの時間がかかりますし、いくら高価なコンパスでも力を入れて使い続けているとネジが緩んで来て幅がいきなり狭くなったりする事もあります。
そこで今回は画期的な、穴も空かない上にスピーディーにいくつでも円を連続して描き続ける事のできるコンパス「Iris」をご紹介致します。
目の付け所がgood!!
さて、一眼レフを趣味にされている方であれば「Iris」と言うネーミングと製品を見てパッとレンズの”絞り”を思い起こされるはずで、この「Iris」はまさにカメラレンズの”絞り”部分だけを抜き出して来た様な製品です。
そしてカメラレンズ内の”絞り”は穴が広がったり閉じたりする事で、穴が広がるとたくさんの光を取り込みますので暗い場所では絞りは開放し、穴を狭めると光の入射を抑えられますので、晴天の屋外での撮影などでは絞りを絞って撮影します。そしてその時絞りの穴は常に円になっていますので、その円に沿ってエンピツを動かす事で円を描く事ができると言うわけです。
メモリを合わせるだけで円が描ける手軽さ
そしてこの「Iris」は、リングの外側に目盛が打ってあり、その目盛を見てサイズを合わせる事で素早く最大直径7cmまでの円をいくつも描き続ける事がですが、この「Iris」では直径15mmや直径33mmと言ったコンパスではちょっと難しいサイズの円を描く事もできるのです。
通常コンパスで円を描く時は定規を使い、半径の長さの分の幅にコンパスの足の幅を合わせますので、1の位が3,5,7,9mmと言った奇数となる直径になると、0.5mm単位と言う目盛のない場所でコンパスを合わせなければいけませんので、普通のコンパスでこう言った1の位が奇数となる半径を描くのは大変なのです。
ところがこの「Iris」ではそれが意図も簡単に迷う事なくできますので、そう言う微妙なサイズの円を描く方には超オススメなコンパス!?ですので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/brahman/iris-the-drawing-tool-that-inspires-creativity
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