掃除機には古くからある車輪のついた本体を引っ張り回しながらゴミを吸うキャニスター型と、バッテリーの高出力化に伴い生み出されたダイソンのV11の様なスティック型とに大きく分かれます。
キャニスター型の特徴は本体を大きくし大きなモーターを搭載する事で吸引力を上げる事ができる他、ゴミを溜めておくためのダストボックスも大きくする事ができますので、そう頻繁にゴミ捨てをする必要もありません。
ただ本体が大きくなればその分重さも増す上にコードがあるので取り回しが大変で、特に一戸建てで階段を掃除したり、掃除機を二階に持って上がったり、持って降りたりと言った移動も大変です。
一方スティック型は片手で持って掃除する事を前提に設計されていますので軽く、階段の掃除も楽々とできますし、コンセントが全くない場所でも掃除する事ができますので、車内の掃除等も気軽にしようと思った時に行う事ができます。
ただバッテリー駆動なので長時間連続した掃除はできませんし、ダストボックスも小さいので頻繁にゴミを捨てて掃除しなければいけません。また高い場所の掃除も軽くても2〜3kg程度はあるスティック型掃除機を掲げて動かさなければならないので大変です。
そこで今回はキャニスター型とスティック型の良い所を組み合わせた「Lupe Cordless」と言う掃除機をご紹介致します。
ツインブラシで一気に吸引
一般的に掃除機のヘッドに内蔵されいるゴミをかき集める為のブラシと言うと、たくさんの毛を集めてまとめたホウキの様なブラシが一般的ですが、最近はダイソンの”ソフトローラークリーナーヘッド”の様に短い毛足の絨毯の様なものを筒状にしたヘッドのものもあります。
この最近増えて来ているローラーヘッドはモーターで回転するものが多く、高速で回転するローラーが面でゴミを引っ掛けて飛ばしますので、フローリングの床にこぼしてしまった粉などを掃除すると言った時に1度往復させればほぼ100%粉を吸い込む事ができます。
一方、従来のブラシは毛と毛の間の隙間がありますので一度では粉をかき上げる事ができずに筋状に粉が残ってしまい何度か粉の上を往復させないと綺麗には吸い取れません。
ですがブラシは絨毯の長い毛足の間に絡まった髪の毛やゴミをかき出すのには最適で、毛が絨毯の毛の間に入りゴミをかきだしますが、ローラーヘッドは絨毯の毛先の上を撫でる事しかできませんので、絨毯の毛の間に絡まったゴミを掻きだして掃除すると言うのは苦手です。
ところがこの「Lupe Cordless」にはブラシとローラーヘッドの2つのヘッドが内蔵されており、お互いの欠点を補う事で何度も往復させずとも1度通過するだけで綺麗にゴミを吸い取るだけでなくヘッドにはモーターも内蔵されおりヘッドが回転して進みながらゴミを集めてくれますので、掃除も力いらずで非常に楽に行う事ができます。
外れるホースとスティック、そして伸びるホース
そしてこの「Lupe Cordless」の特徴はツインヘッドだけではなく、本体の変形も必見です。
モーターヘッドからホースを外してホースモードにし、付属の2種類のヘッドを場所に合わせて使い分ける事で、棚の上や机の上、そして棚や机の隙間と言った狭い場所や細かな場所と言った場所も重い本体を持たずに軽いホースとヘッドだけで掃除する事ができますのでとても楽です。
また高い所等は重いモーターヘッドを外して軽くし、ハンドルを抜いてホースを接続すればキャニスター型の掃除機のヘッドと同じ様に軽いハンドルだけを上に掲げて掃除すれば良いだけなのでスティック型の様に常に重いモーターやバッテリーの入った本体まで一緒に持ち上げなくて済むのでとっても楽に掃除する事ができ、カーテンレールや桟なども小まめに掃除したくなりますよ。
なお「Lupe Cordless」は1回のフル充電で連続稼働できるのは最大1時間で、これは他のスティック型掃除機の性能とあまり変わりませんが、バッテリーの保証は2年、本体に至っては何と7年も保証があり、キャニスター型よりは壊れやすいスティック型なのでこの長期保証は助かります。
またバッテリーに関しても格安での交換プログラムが予定されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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