ノートPCが先行して採用したUSB-Cと言うインタフェース規格は、今ではデスクトップPCにも取り入れられ、スマートフォンやiPadにまで広がっています。
その一番の要因はUSB-Cと言うのは高速でデータを転送できるだけでなく、給電(充電)も同時に行え、映像や音声の出力、有線でのインターネットへの接続インタフェースなどを本体に備えなくても、USB-C接続可能な変換アダプタや今回紹介する様なマルチハブと言うインタフェースを利用する事で何でも接続できる事です。
しかも今まではWindowsやMac、AndroidやiPhoneと言ったそれぞれのデバイスに対応した別々のアダプタを用意しなければならなかったのものが共通して使えるだけでなく、Nintendo Switchの様なゲーム専用機でも使えますので、お財布にも優しいのです。
その便利さを更に進化させたUSB-Cマルチハブ「NoirHub」を今回はご紹介させて頂きます。
電源回路を内蔵
さて、この「NoirHub」で最も注目すべきなのは電源回路を内蔵している事です。
最近のノートPCはバッテリーでの駆動時間が長くなったとはいえ、バッテリーを多く消費する動画の編集や画像の編集、そしてゲームなどをプレイするとすぐにバッテリーが減ってしまいますのでUSB-C電源は不可欠です。
それにプラスして映像や画像を取りんだり、USB接続のみのプリンターや外付けのHDDを接続しなければならなかったりするとUSB-Cマルチハブの様な接続アダプタが必要となりますので、持ち歩く荷物も結構な量になります。
それをこの「NoirHub」には1つにまとめたのですから、モバイルユーザーとしてはかなり惹かれます。
そしてUSB-Cの最大出力は30Wなので、例えば15インチのMacBook Proでもブラウザを使ってネットサーフをしたり、メールを書いたりと言うグラフィックを多用する処理を行わなければ内蔵バッテリーを充電しつつ使える能力を持っています。
Qi充電器も不要
またこの「NoirHub」はQiワイヤレス充電にも対応しておりiPhoneなら最大7.5W、Android端末なら10Wで急速充電できますので、今まで置いていたQiワイヤレス充電器をデスクの上から撤去できデスク回りを更に広く使える様になりますし、出先でも充電ケーブルやQiワイヤレス充電台を持ち歩かなくて済むので便利です。
マルチインタフェース
そしてUSBマルチハブとしての機能ですが、4K&2K@30fps出力をサポートしたHDMIポートを1ポート、USB3.0×2ポート、SD,microSDカードリーダーにRJ45端子(LANケーブル)まで備えていますので、WiFi環境のない場所でネットを使いたい時に便利です。
更にこの「NoirHub」には最大給電能力45WのUSB-C入力端子も備えており、コンセントのない場所でモバイルバッテリーで充電を行いたいと言った時にUSB-C入力と言う選択肢も残されており便利ですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/62303878/noirhub-worlds-first-notebook-charger-with-hdmi-hub
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