みなさんは車のタイヤの空気っていつもどうしていますか?
自宅に車のタイヤの空気が入れられる様なパワフルな空気入れを持っておられる方なんて稀でしょうから、多くの方がガソリンスタンドに行かれた様な時についでに入れられたりしているのではないでしょうか?
ただ最近は低燃費が増え、ガソリンスタンドに行く機会もグッと減っており、毎日乗っているのに1ヶ月に1度程度しかガソリンを入れに行かないと言う方もおられるでしょう。
ただそうなるとガソリンは満タンにしたばかりで入らないのに、タイヤの空気だけ入れにスタンドに行くって言うのも何となく気まずいものもあります。
かと言って空気圧が低い状態で放置しておくと燃費も悪くなりますが、タイヤの寿命も早める事になりますので、タイヤはやはり適正空気圧に保っておくのが最良の方法です。
そこで今回は自動車のタイヤの空気も入れる事ができるペン型の電動空気入れ「Norshire Mini Tire Inflator」をご紹介致します。
ペン型にできた秘密
モーターと言うのは流した電気を全て回転に変えることができる訳ではありません。多少なりともロスがあり、それは熱になって失われるのですが、空気入れの様なとても強い力でピストンを動かして空気圧縮しなければならない様な道具にモーターを使うとモーターの発熱はハンパありません。
例えば私達が自転車に空気入れを使って空気を入れる事を想像してみてください。空気入れのピストンを連続して押していると身体が熱くなって来ますが、これはエネルギーを大量に消費して熱に変換しているからで、空気圧が高くなって来るにつれて我々もヒートアップして行きます。
それと同じ事がモーターでも言え、空気圧が上がり、動き辛くなったピストンをどうにかして動かそうとするとたくさんの電流を消費する事となります。そして電流が増えるのに比例して発熱量も増えるのですが、モーターは発熱するのに比例して逆に磁力が弱くなって行きますので、これを冷却しない事にはモーターはどんどん回る力を失って行くのです。
それ故に電動空気入れはモーターの冷却の為に小型化する事ができなかったのですが、この「Norshire Mini Tire Inflator」ではアルミ合金製エアーシリンダーにプラスして最高回転数30,000rpm、最大トルク18kgと言う高強度強磁性体380モーターで空気の圧縮と冷却を同時に行う事で熱によるパワーの劣化を防いでいます。
ですからこの「Norshire Mini Tire Inflator」では150psiに圧縮した空気を毎分35Lも送り出す事ができますので、車のタイヤだけでなく大型のボート等も難なく膨らませる事ができます。
全自動エアー注入が便利
そしてこの「Norshire Mini Tire Inflator」の使い方ですが、使い方には2通りあります。
1つは手動でモーターをON/OFFして空気を入れる方法。そしてもう1つは空気圧を指定して入れる入れ方です。
自動車は車にタイヤの空気圧を指定したシールが貼られていますし、自転車のタイヤはタイヤの側面に適正空気圧が示されていますので、そこに書かれた空気圧をセットして入れる事で、車のタイヤ等は空気を入れるのに時間がかかりますので空気圧指定で入れておけば別の事をしていても自動で止まってくれますので安心ですし、また空気を入れすぎたり、足りなかったりと言う事もないので便利です。
そんな「Norshire Mini Tire Inflator」には車のシガープラグから直接電源を取るタイプとバッテリーの入った2バージョンがありますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/norshiremini/norshire-mini-tire-inflator
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