私が日頃から新しいガジェットはないかとチェックしているクラウドファウンディングの「Kickstarter」と「indiegogo」ですが、
これら2つのクラウドファウンディングの違いを今更ながら簡単に解説したいと思います。
まず、クラウドファウンディングとは、ようはお金集め。モノを作ったり、新しいサービスを始めたりする際には必ず、資金が必要です。
自己資金があればいいのですが、それをどこから集めて来るか?
会社なら新株を発行して資金を集めたりできますが、個人で出資者を募るのは至難の業です。それが少額ならいざ知らず、
ン百万やン千万となるとかなり難しいです
それをネットを通じて個人や団体が比較的手軽に資金集めできるようにしたのが、クラウドファウンディングです。
クラウドファウンディングでは、純粋に寄付だけする事も可能ですし、資金した額に見合った製品なり、サービスを対価として
受け取る事も可能です。
で、Kickstarterでもindiegogoでも、システムは同じです。
投資したいと思う案件があった→投資する→資金が目標額以上集まる→成功→商品開発開始→投資した人へ実際の商品を対価として送付
と言う流れなのですが、この2つのクラウドファウンディングの投資の仕方にちょっと違いがあります。
そのちょとした違いだけど使い勝手によっては大きな違いになるのが、投資した資金の決済です。
Kickstarterは投資しても、すぐには請求されません。受付期間が終了してから始めて決済されます。(AmazonPaymentsは少なくともそうです)
そして投資した案件に対して途中でやっぱりその投資を止めたいと思った場合、「Manage Your Pledged」から、募集期間中であればいつでも
キャンセル可能です。
一方Indiegogoは、投資した日に請求されます。つまり、案件が成功しようと成功しなくても、請求されます。そして、案件が投資金額を下回って
成立しなければ、返金されます。
つまり、Kickstarterは案件が成功すれば、その時点で請求・決済。Indiegogoは投資した日に請求・決済。不成立なら返金。
なので、Indiegogoで、投資を止めたい場合直接、開催主に連絡して、返金処理してもらう必要があります。
このあたりのキャンセルの仕方、決済の仕方の違いが、indiegogoとKickstarterで同じ案件で募集をかけた場合、indiegogoではあまり資金が
集まらない原因かと思います。
同じ案件が両方のクラウドファウンディングで募集をかけているのをたまに見かけますが、Kickstarterは開始直後に大量の資金を集めるのに対し、
同じものなのにindiegogoではあまり集まっていない、と言うのをよく見かけます。
やはりこのあたりの気楽に投資できるかどうか?が集める資金の金額の違いになっているので現れているのではないかと思います。
ですので、日本から投資される方で案件は気になるが、英語は苦手と言う方は、キャンセルする場合はindiegogoは直接、開催者に連絡して
返金処理してもらわないといけませんので、よく熟考してから投資された方がいいでしょう
Kickstarterは後払い(募集期間終了時点)
indiegogoは先払い
と覚えておいて下さい
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