初めて新しく買った靴を履いたり、履き慣れない靴を履いたり、慣れた靴でも長時間・長距離を歩いたりすると靴擦れを起こす事がありますが、靴擦れってどうやってできるのかご存じですか?
靴擦れは基本的に2つ要因によって出現するのですが、1つは靴の中での足の移動です。
靴の中で足が移動すると、そこで摩擦が起きて炎症が起こり、火傷をした時の様に水ぶくれができて、それが破れて靴擦れとなります。
そしてもう1つは汗をかく事で皮膚がふやけ、靴の中で足が動く事で何度も同じ場所での皮膚が擦れ破けて靴擦れが起こると言う場合もあります。
ではどうしたら靴擦れにならなくなるのかと言いますと、基本的には靴の中で足が移動しない様に靴にしっかりと足を固定する事と、後は汗をかいたりして皮膚をふやかさない事ですが、市販の靴を履いている限り、自分の足にピッタリとフィットして靴の中で足が動かない様に足に吸い付く様な靴はまず存在しないのではないでしょうか?
そこで今回はアプローチを変えて靴下で靴擦れを防止できないかと言うコンセプトを元に作られたハイキング用ソックス「Ventury Silverlight」をご紹介いたします。
最初から2重構造にしたソックス
ではこの「Ventury Silverlight」は一体どうやって靴擦れ防止したのでしょうか?
それには古くから知られている方法を製品化しており、その方法と言うのは靴下の2枚履きです。
靴下を2枚履くとどうして靴擦れが防止できるのかと言うと、靴の中で足が移動した際に2枚の靴下が伸縮する事で摩擦が減るからです。
と言いますのも靴下1枚ですと靴下が靴に引っ掛かり、クッションの役目を果たしてくれるはずの靴下が逆に足と摩擦を起こして靴擦れが起きるのですが、靴下を2枚履く事で内側の靴下は足と密着しますので(密着する様に内側の生地は着圧ソックス仕上げになっています)、摩擦は靴下と靴下が起こすので、足に靴擦れはできないと言う訳です。
また靴下を2枚履くと言う事は足の蒸れと言いますが、汗の蒸発も良くなります。
内側の靴下が足から分泌された汗を吸い、その汗が外側の靴下へと浸透する訳ですが、ソックスを2枚重ねる事でぶ厚い空気の層が生まれ、空気とたくさん触れる事で汗の蒸発も促進されると言う訳で、足の皮膚がふやなくなり靴擦れを防止する事に繋がります。
メリノウールと銀イオンで臭い防止
そしてこの「Ventury Silverlight」は靴擦れだけでなく臭いの防止にも力を入れています。
まず内側のソックスにはメリノウールが使用されています。このメリノウールはセーターで使われる様な羊毛なのですが、吸湿蒸発作用に優れているだけでなく、強烈な悪臭を放つ細菌やバクテリアの増殖を防止する効果も持っており臭いをも防止します。
更に外側のソックスに使われている生地にはナイロン糸に銀イオンコーティングが施されたものが使われており、内側外側とダブルで雑菌の繁殖を抑える為に、(元々臭う靴を履いたら話は別でしょうが)靴下は臭いません。
ラインナップは2種類
そんな「Ventury Silverlight」は色はブラックの1色しか用意されていないのですが、踝より下までしかないアンクレットソックスと、踝よりちょっと上まで伸びるクルーソックスの2タイプが用意されており、男女ともにS〜XLまでの4サイズが用意されていますので、もし興味を持たれた方はサイズの詳細を含めて下記URLをご覧ください。
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