植物が二酸化炭素を吸って酸素を放出する光合成はよく知られた光化学反応ですが、二酸化炭素を吸収しているのは葉だけではなく、根からも吸収している事はご存じでしたでしょうか?
その為に空気を吸収して再放出する事から植物はよく、自然の空気清浄機とも言われたりします。
そしてその自然作用を利用したポット(植木鉢)が実際にあり、これらポットは根からより多くの空気を吸収できる様に、ポットそにものにスリットを入れたり穴を空けたりして空気の流通を良くし、土による濾過機能、フィルター機能と合わせて空気中の有害物質や不純物を取り除く機能を合わせ持ったものもあります。
そんな空気清浄ポットに何と除湿機能と自動給水機能を持たせた究極のプラントポット「URBIE」をご紹介いたします。
自動給水にペルチェ素子
さてこのポット「URBIE」の一番注目すべき点は自動給水機能です。
自動給水と言う事でホースが蛇口に繋がっていると言う訳ではなく、この「URBIE」は空気中の水分を凝結して集めるのです。
よく氷でキンキンに冷えたドリンクの入ったグラスを室内に置いていると、いつも間にかグラスに水滴がついていたりしますが、それと同じで「URBIE」にはエアコンと同じ様なフィン(ラジエター)にペルチェ素子と言って電流を流す事で一方が発熱し、一方が吸熱(つまり冷える)する半導体を使う事でフィンを冷やし、そのフィンの間を通る空気を瞬間的に冷却して空気中の水分を集め、それを植物の育成に使うのです。
また給水に使った水は、植物に吸収されたなかった分はまた水タンクに戻って来る様になっていますので、余程、高温・低湿になる場所に置かない限りは半永久的に水やりをしなくても良いプラントポットとなり、これからは長期旅行にも出かける事ができる様になります。
しかも空気中の水分を水に変える事で部屋の湿度も下げる事ができると言う、一石二鳥なプラントポットなのです。
カーボンパウダーで空気清浄効果もアップ
またこの「URBIE」は、土にカーボパウダー、つまり付属の炭を混ぜる事で、部屋の臭いだけでなく窒素酸化物やアレルゲン物質なども取り除く事が可能となっています。
更に強制的にファンで空気を送り込む事でよりその空気清浄効果をアップさせているだけでなく、上記除湿機能も空気を流れを作ってやる事でアップさせる事ができる様になっています。
ムード照明として
そしてまた、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールする事で室内の温度や湿度、そして「URBIE」内のタンクの水分量、そしてファンの強さを変える事ができる他、「URBIE」にはフルカラーLED照明が内蔵されており、間接照明、ムード照明としても利用する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLにてご確認ください。
この記事へのコメントはありません。