ロボット掃除機と言えば、食洗機と並んで家事を時短する画期的な家電製品ですが、このロボット掃除機も時代と共に変化して来ております。
例えば4〜5年前のロボット掃除機と言えば部屋の中を縦横無尽に、行き会ったりバッタリで走り回り掃除してたので、どうしても吸い残してしまう部分があったり、間隔の狭い椅子の足の中や狭い隙間に入り込んで出て来れなくなってしまいバッテリーが尽きてそのまま立ち往生なんて事がよくありました。
一方最新のロボット掃除機はセンサーを使い部屋の間取りを把握して1度通って掃除した所は掃除をしない上に部屋の隅々まで掃除する様になっており、昔に比べて短時間でしかも綺麗に部屋の掃除を行う事ができる様になっています。
そして今回紹介するロボット掃除機「R6 Home」では更に進み、床の上にモノが散乱していてもそれをうまく避けて通って掃除してくれますので、掃除する為に片付けをする必要がないのです。
LDS + vSLAMで部屋の正確なマッピングだけでなく障害物の検出まで
では何故、この「R6 Home」では床の上に置いたモノを片付けなくても良いのかと言いますと、それはこの「R6 Home」にはLDS(Laser Direct Structuring)センサーとvSLAM(Visual Simultaneous Localization and Mapping)の2つの技術が導入されているからです。
LDSはレーザーを使い、自分の周囲360°にあるあらゆる物体までの距離を計測して3Dマッピングを行うセンサーです。
このセンサーは自動運転を行うロボットや自動車にも導入されており、非常に高速で空間マッピングが行え、部屋の形を一瞬にして把握するのに優れています。
一方vSLAMもドローンや自動走行するロボットに導入されている技術で、カメラで捉えた映像から3次元情報を得てこちらも空間マッピングを行うのですが、カメラで捉えた映像を元に家具等の形状を検出して部屋の中に配置しますので、例えばゴミ箱であったり、レーザーや赤外線センサーでは苦手な床の上に置かれた透明なペットボトルやガラスの花瓶なども検出してマッピングするので、ぶつかったり立ち往生したりすると言う事がなくなります。
またテーブルや椅子の脚の様な細いもので正確にマッピングする為に、もし椅子の脚の中に入り込んだとしてもグルグルと回っては進み、脚に当たってまた回りなんて事を繰り返していた昔のお掃除ロボットとは違い、すぐに脱出する事が可能です。
更にソファーやベッドなどの隙間と言うか高さも正確に計測でき、高さが足らないのであれば無理にベッドやソファーの下に隙間に入り込んだりしませんので、挟まって出られなくなると言う事もこの「R6 Home」でならありません。
床にこぼした牛乳やコーヒーも吸ってくれる「R6 Home」
そしてこの「R6 Home」には床にこぼした牛乳やコーヒーを吸わせても平気、と言う特徴も持っています。
一般的なロボット掃除は乾式と言って、乾いたゴミしか吸わせてはいけないのですが、この「R6 Home」ではこぼした水分を吸わせても機能的に大丈夫なので、子どもさんが牛乳をこぼしたとしても慌てず「R6 Home」に吸わせれば、掃除は「R6 Home」のダストボックスを洗うだけで済みますし、余分なゴミが出たり手間がかかったりと言う事もありません。
また「R6 Home」にはモップ機能がついていますので、こぼした牛乳を吸い込んだ後にモップがけをしてくれますので、掃除としては完璧です。
スマートフォンでお掃除のプランニング
またこの「R6 Home」は充電台をベースとしてマッピングした家の間取りは常にアップデートして最新の部屋の状態をメモリーする様に作られています。
そしてそのマッピングした間取りを元にスマートフォンを使って、掃除をする範囲、掃除をしなくても良い範囲を指定できる他、いつ、何時に動くと言った事も自由にスケジューリングする事ができます。
更にスマートフォンのアプリでは、どこをどの様に動き回って掃除をしたのかと言う履歴を見る事ができる様になっていたり、部屋の中にあった家具を配置換えした後等はアプリで家具の位置を変えてやればそのは掃除しない設定に自動的にできたりもします。
そしてまた掃除のスケジューリングもスマートフォンの専用アプリケーションから簡単に変える事ができますので、外出中に急遽来客があると言う様な場合もリモートでとっとと掃除を始めさせられたりととても便利なロボット掃除機ですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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