今年の10月12日に伊豆半島から上陸して関東→東北へと移動した台風19号は各地で大雨を降らせて河川を氾濫・決壊させて街を泥水が飲み込むだけでなく、あちこちで浄水場が被害を受けて長期間にわたり水の給水を行う事ができなくなり、被災地では浸水した家屋を掃除したくても水が出ないので掃除ができないと言う事態を生みました。
幸い飲み水は給水車が出て確保する事ができましたが、最近の自然災害はその威力が半端なく電気が止まったり、水が止まったりとライフラインが長期に渡って止まる様な様相を表す様になって来ていますので、これからは非常用の食料や飲料水に加え、簡易トイレや発電機、そして泥水から飲み水を作る様な浄水装置までも備えておかなけれれば安心とは言えません。
そこで今回は非常時はもちろんのこと、キャンプやアウトドアでも使える電動の浄水装置「LIGHT WATER」をご紹介致します。
フィルターと紫外線殺菌脱臭で安心
まず汚れた泥水を飲める水にする為にはフィルターは欠かせません。そしてこの「LIGHT WATER」には2種類のフィルターが用意されており、微生物、バクテリア、沈殿物を取り除く事ができる”FLEX-FILTER”(12USD)と、重金属、化学物質まで取り除く事のできる”FLEX-FILTER PRO”(18USD)の2種類が用意されており、綺麗な川の水等を濾過するのでしたら”FLEX-FITER”を、そして泥水を濾過するのであれば”FLEX-FILTER PRO”と使い分ける事ができます。
また泥水の様なとても汚れた水をPROは濾過する事を想定していますので、吸水口は目詰まりする事を考えて交換する事ができる様になっており、まだまだ濾過可能な高価なフィルターをすぐに交換しなくても良い様に考えられていますので、ある意味お得です。
そして濾過はまず前段階としてフィルターで濾過し、活性炭で臭いもある程度取れるのですが、2段階目として紫外線で濾過した水を殺菌・脱臭してより安心して嫌悪感なく飲める水にするのがこの「LIGHT WATER」の特徴で1分あたり約900mlの水を電動ポンプによって水を汲み上げて濾過するのでとても楽にたくさんの水を短時間に作る事ができる様になっています。
また「LIGHT WATER」には”LIGHT WATER mini”と言うUV殺菌・脱臭ユニットを取り除いた浄水装置が用意されており、こちらは重さでは約80g程度軽く、大きさも半分なので、ハイキングやトレッキングに行かれる際に沢の水を濾過して飲みと言う時に嵩張らないので便利です。
逆洗浄機能で浄水能力を維持
そしてこの「LIGHT WATER」には逆洗浄機能が備わっています。
これは浄水した水を逆にフィルターを通して排出する事でフィルターに詰まったゴミや沈殿物を押し出し洗い流す機能で、この逆洗浄機能がある事でこの「LIGHT WATER」は泥水の様な非常に汚れた水を濾過する濾過装置にありがちな目詰まりによる浄水能力の低下や浄水不能に陥ると言った事を防ぐ様になっています。
またこの「LIGHT WATER」にはオプションとして水を汲み上げる時に使用する折り畳み可能なバッグ型のバケツや、浄水した水を貯める事が可能な折り畳みタンク等も用意されていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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