一昔前、家庭にプロジェクターがある様な家庭はかなり大きなホームシアタールームを持っている様なお宅だけでした。
と言いますのは投影する映像が大きくなればなるほど、スクリーンからプロジェクターを離さないといけなかったからです。
それは昔のプロジェクターには、スクリーンに投影された映像が台形になっていたり歪んだりした時に補正する術がなかったので、結果的に映画館の様にプロジェクターを離し、できるだけスクリーンと水平な位置に設置するしかなかったからです。
ですが今のプロジェクターは、プロジェクターの設置角度やスクリーンや壁までの位置を自動計測し映像を補正して投影する機能がありますので、壁から1mの位置で100インチの映像を壁に映像の歪みなく投影できる様なプロジェクターが中にはあります。
と言う様にプロジェクターは非常に進化している一方、ことサウンドに関してはあまり重視されない傾向にあり、せっかく映像がバーチャルサラウンドに対応していても、それに対応したスピーカーシステムを別途用意しないと綺麗な映像と臨場感溢れるサウンドを楽しむ事はできないのです。
そこで今回は、そのサウンドにも力を入れたプロジェクター「Nebula Cosmos」をご紹介致します。
360°サラウンド
この「Nebula Cosmos」には4K映像を楽しめる”Nebula Cosmos Max”と1080P映像の”Nebula Cosmos”が用意されており、円形状の”Nebula Cosmos Max”は何と10W出力のスピーカーを90°ごとに合計で4つ配置し、ドルビーデジタルプラスとSoundDimension®により360°サラウンドを実現し、臨場感溢れる空間を提供します(”Nebula Cosmos”は10Wスピーカー2個ですので、”Nebula Cosmos Max”に比べると若干臨場感は落ちますがドルビーデジタルプラスとSoundDimension®により360°サラウンドになっているのは間違いありません)。
その為、最近のLEDプロジェクターはバッテリーを内蔵し、バッテリーで数時間使える様になっているのですが、この「Nebula Cosmos」はバッテリーは内蔵しておらずAC電源が必須となりますのでご注意下さい。
パワフルな画面補正と1500ANSIルーメン
そしてこの「Nebula Cosmos」は映像に関しても”Nebula Cosmos Max”はプロジェクターでありながらスクリーンに4Kライクな映像を投影する為に1500ANSIルーメンと言う非常に明るい光源を内蔵しています。
この1500ANSIルーメンがどれくらい明るいのかと言いますと、広さ100平方メートル(10m×10m)前後の部屋で、50名前後の人が出席してプレゼンテーションを行う様な場所で十分使えるプロジェクターであると言う事を意味しており、家庭で照明を消した部屋であれば十二分に4Kの繊細な映像を楽しめるのは言うまでもありません。
しかも投影される映像は、プロジェクターと壁やスクリーンからの距離が0.5mだと30インチ、”Nebula Cosmos Max”であれば3.58m離れると最大150インチ、”Nebula Cosmos”なら3.28mで120インチとなりますので、4畳半の部屋でも壁に”Nebula Cosmos”をひっつけて設置すればギリ100インチの映像を投影できますし、垂直、水平共に最大補正角度は±-40°もありますので部屋の端の床に設置に置いた”Nebula Cosmos”から4畳半の部屋の反対側の壁の中央に映像を投影できるくらい優秀なプロジェクターです。
多彩な再生方法
そしてこの「Nebula Cosmos」にはHDMI入力による映像の再生の他にAndroidを搭載しており、YouTubeやNETFLIX、Amazonプライムビデオ等のストリーミング映像を再生する事ができる他、PlayStoreからダウンロードしたゲームなども直接この「Nebula Cosmos」で楽しむ事ができる他、MiracastやAirPlayにも対応しており、ワイヤレスでiPhoneやiPad、そしてAndroidスマートフォンの映像をこの「Nebula Cosmos」を使って大きなスクリーンに投影する事もできますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/nbl/nebula-cosmos-max-worlds-first-4k-home-cinema-with-3d-audio
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