ノートPCはデスクトップPCとは違い、外部ディスプレイを使わない限り胸元あたりにディスプレイがありますので、どうしてもディスプレイはどうしても見下ろす形になります。
そうなるとどう言う事が起こるのかと言いますと、必然的に誰もが肩凝りになります。
それは頭の重さはおそよ体重の10%と言われており、ノートPCを覗き込む姿勢となる30°程度下を向いた姿勢になると頭の重さが約3倍となり肩や首の筋肉へ負担が増します。
更にそれが45°下を向くと約4倍、膝の上にPCを乗せた状態で作業する様な状態では60°程度頭を下げた状態になりますので、頭の重さは実に約5倍にまで増え、首や肩の筋肉への過度の負担を強いる事になります。
つまり体重50kgの方であれば頭の重さは5kg、その5倍では25kgになりますので、小学校低学年の子どもさんを肩車して仕事をしているのと同じくらいの負担がかかっている事になりますので、ノートPCスタンドを使いディスプレイの位置を出来るだけ目線の位置に近づける様に上げる事が重要になって来ると言う訳です。
そこで今回は、そのノートPCスタンドにもなるキャリングポーチ「SINEX Laptop Case」をご紹介致します。
15°と35°に角度調整
ではまず、ノートPCスタンドとしての機能を見て行きます。
「SINEX Laptop Case」ではケースの外側の一部が変形してスタンドになる様になっており、15°と35°とに角度をつける事ができる様になっています。
15°と言うと3cm前後、35°なら7〜8cmはディスプレイの位置が上がりますのでディスプレイを見下ろす角度が浅くなるので首への負担も軽減されます。
またスタンド部分はパタパタと浮き上がったりしない様にマグネットでケースに吸着する様になっていますので、移動の際に邪魔になったりする様な事もありません。
ソフトクッションケースでノートPCを安全に保護
そして「SINEX Laptop Case」は、ラバークッションのケースを防水性のPVCカバーで覆われているのですが、柔軟に曲がる様ではノートPCスタンドしては使えませんので芯が入っています。
その為に、バッテリーが脱着できる様な昔の厚みのあるノートPCは収納する事ができませんが、薄型のバッテリー内蔵型のPCであれば、最大16インチ MacBook Proまで収納する事ができ(ケースは2サイズあり、もう1つは13インチ MacBook ProまでのサイズのノートPCが収納できるケースになります)、ケースにノートPCを入れた状態で落下させたとしても普通のソフトケースであればケースが変形してその影響はノートPCへ少なからずありますが、この「SINEX Laptop Case」はハードケースに近いソフトケースとなっている事で、衝撃はケースそのものが受ける構造となっていますのでもし落としたとしても安心です。
また蓋も磁力で吸着し、封されるタイプの蓋となっているのですが、強力なネオジウム磁石を内蔵している事で蓋を下にした状態で揺すっても蓋が開いてノートPCが落下したりしない様になっています。
つまり、誤ってノートPCが「SINEX Laptop Case」に入った状態で地面に落下させたとしてもケースから飛び出て傷付いたりしない様になっていますので、更に安心です。
スタンドを使うもう1つのメリット
またノートPCスタンドを使うメリットはディスプレイの位置を上げて首や肩の筋肉への負担を低減するだけではありません。
バッテリーの延命にも大きく関わっています。
と言いますのはMacBook Proに内蔵されている様なリチウムイオン電池は熱に弱いのです。MacBook Proはある一定温度以上になると排気ファンを回して内部の熱を下げようとしますが、高い負荷をかけた状態で作業している間はなかなか排気だけでは下がりませんし、高温状態が続くと充電サイクル回数が少なくてもバッテリーが熱によって劣化してバッテリー容量は減って行きます。
ですからスタンドで底面をテーブルの上から離す事でノートPC本体の底部の空気の流通が良くなり放熱効果も上がりバッテリーの温度上昇も抑えられますので、結果的にバッテリーの延命にも繋がります。
そしてそんなノートPCケース「SINEX Laptop Case」のラインナップは色はグレー、ブラウン、グリーン、ベージュの4色で、サイズは13/13.3インチPC用と15/16インチ用の2サイズが用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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