みなさんはフリクションペンはご存じですか?
フリクションペンは書いて消す事のできるボールペンと言う事で、最近では公的な書類にはフリクションペンは使わない様に注意書きされるほど、今ではメジャーな存在です。
ところでフリクションペンは何故消えるのかと言いますと、使っているインクに秘密があります。
フリクションペンに使われているインクは温めると色を失う、透明になると言う性質を持っており、シリコンの様なゴムの様な専用の消しゴムをインクに擦りつける事で、摩擦熱で透明なインクに変化させて消えた様に見せかけています。
ですからフリクションペンを使って書いた紙を冷蔵庫や冷凍庫に入れて再度冷やす事で、うっすらと書いた文字やイラストは再び色を取り戻して薄らと浮かび上がって来ます。
そんなフリクションペンを使った書いて消せる、デジタルノート「Rocketbook Orbit」をご紹介致します。
パテントを取得したフリクションペンを一瞬で消せる特殊ペーパー
この「Rocketbook Orbit」は書いて消せて、何度も再利用できると言うのがセールスポイントなのですが、それはフリクションペンを使った場合です。
フリクションペン以外を使って書いた場合、例えば油性のボールペンやインク、そしてホワイトボード用のマーカー等を使った場合は消せなかったり、消せたとしても跡が残ったりする事がありますので、あくまでも使って良いのはフリクションペンです。
ですがフリクションペンを使う事でこの「Rocketbook Orbit」は専用の消しゴムを使いゴシゴシと消さなくても、マイクロファイバー製の布でササッとペーパーを擦る事で簡単に書いた文字やイラストは綺麗に消せる事ができる他、綺麗にインクも拭き取っていますので、冷やしても文字やイラストが浮かび上がる事はなく、ずっと綺麗なまま使い続ける事が可能になっているのが特徴です。
デジタルメモアプリ”Rocketbook”でスマホに簡単取込み
そしてこの「Rocketbook Orbit」には書いて消せる他に、書いたメモを簡単にデジタルメモとして残す機能も備わっています。
デジタルメモとしてスマートフォンに「Rocketbook Orbit」に書いたものを残す場合は”Rocketbook”と言う専用アプリを使えば、紙の歪みやコントラストを自動補正して取り込んでくれる他、ペーパーにプリントされたアイコンにマークをつける事で、取り込んだ後に自動的にクラウドストレージへアップロードしたり、メールやメッセージに添付して送ったりすると言う機能を備えています。
更にペーパーの上部の帯の部分にファイル名を手書きしておくと文字認識をして、自動的にファイル名をつけて保存する機能も持っています。
7種類のペーパー
そして何度も消して書き直す事ができるペーパーには、罫線の入ったもの、縦横線そして縦横に点線の入ったもの、週間予定表、コーネル式ノート、五線譜、To-Doリスト、点線と罫線の混じった計8種類20シートが1セットになっています。
そしてそれをセットするホルダーはマグネットで金属に吸着する様に作られており、家族への伝言板として冷蔵庫等に貼り付けて使うと言う使い方もできる様になっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/rocketbook/orbit-legal-pad
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