みなさんはスマートフォンやタブレット、そして最近のUSB−C PD(Power Deliver)充電対応のノートPC等を充電しながら使っているのに、バッテリー残量が増えるどころか減って行くと言う経験をされた事はありませんか?
それはもう、そのケーブルかUSB充電器の寿命です。
では一体どちらの劣化、寿命なのかはもう1本充電ケーブルがあれば充電ケーブルを変えてみて正常に充電されればケーブルの劣化ですし、新品のまだ使っていないケーブルに変えても充電されないのは充電器の故障となります。
でも見た目には何ともないのに何故、劣化して電気が流れ辛くなって行くのでしょう?
今回はそんな心配は一切しなくて良い、超タフなUSB-CとUSB-C→Lightningケーブルの2種類がラインナップされている「Lauco」をご紹介致します。
パワーケーブルにはAWG22を使用
では何故、見た目は何ともなくても充電ケーブルが電気を長さなくなって行くのでしょうか?
それは使用しているケーブルにあります。
例えば部屋にあるコンセント、延長コンセントでも良いのですが、これらコンセントには(最大)消費電力1500Wって書いてありますよね。これは15Aまでしか流せないから最大1500Wまでしか使ってはいけないって事になってますし、ブレーカーも15Aのブレーカーを入れて許容電流以上の電流が流れるとブレーカーが作動して電気を流さなくなるからなのですが、これはコンセントに一般的に使われている1.6mmと言う太さのケーブルの許容電流が18Aだからなのです。
そして許容電流以上の電気が流れると電線はどうなるのかと言いますと発熱して最終的には発火に至ります。例えばホットプレートを1500Wでずっと加熱し続けていてケーブルを触るとケーブルが熱くなっているのを感じられた事があるかと思います。
それと同じで充電ケーブルも許容電流以上の電流を流すと発熱し、そしてその熱は中の銅線の酸化を加速させ、更に電気を流し辛くさせると言う悪循環を生んで行き、最終的には殆ど電流を流せなくなり、充電しているのに充電できないケーブルへと変わって行きます。
これは内部の銅線の変化で見た目では変化がないので分からないのは無理はありません。ですからスマートフォン等を充電中に熱くなるケーブルを使っている場合は要注意です。
そしてこの「Lauco」が何故大丈夫なのかと言いますと、充電用の電気を送る為のケーブルにAWG22規格のケーブルを使用しているからです。このAWG22は最大7Aの電流を流す事ができますので20V/5A=100Wで充電しても許容電流を超えないので安心と言う訳です。
500kgの加重に耐える編組ケブラー繊維
そしてケーブルを損傷する原因ももう1つが、ケーブルのぞんざいな扱いです。
例えばコネクタ部分を持たずにケーブルを持ってコネクタを抜くとどうなると思いますか?
例えばビニール被膜のケーブルの場合、ビニールは伸びます、そして中の銅線は伸びません。ですから引っ張った力の殆どは銅線にかかかり、銅線の引っ張り強度以上の力を加えると銅線は徐々に切れて行き、最終的には断裂します。
ですが見た目にはこれも被膜内部での銅線の断裂で見えないので分からないだけで、中では綺麗に銅線が切れています。
ですからこの「Lauco」ではあえて最初からケブラー繊維と言って、防弾チョッキにも使われている非常に強靱な繊維を使って編み込んだケースでケーブルを包んで、引っ張る力を全てこのケブラーが引き受ける事で中のケーブルの損傷を防ぐ様に工夫されています。
4k@60Hz出力可能なケーブル
そしてこの「Lauco」の素晴らしい所は充電性能だけではありません。データ通信用としてもUSB3.1 Gen2の10Gbp/s通信に対応したケーブルでUSB-C入力端子を装備したモニターに最大4k@60Hzの映像をシームレスに映し出す事ができるのです。
こう書くと他のケーブルはそうではない様な誤解を与えてしまいそうですが、この「Lauco」では高速通信に影響を与える外部ノイズの影響を最小限にする為にアルミホイルとアルミのシールドでケーブルを覆い周囲のノイズからケーブルを守り、エラーの少ない通信を行えるケーブルになっています。
例えばこのシールドがない様なケーブルでは外部のノイズを拾い、転送されるデータが化けてしまったりするので、モニターに使うとモニター画面がたまにフリーズしたりブロックノイズが入ったりしたりするのですが、この「Lauco」ではそう言う心配はないと言う事です。
なおこの「Lauco」にはUSB-CケーブルとiPhoneやiPadで使われている片側がLightning端子になったUSB-C←→Lightningケーブルの2種類のケーブル(どちらも長さは1mのみ)がラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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