パソコンを日常的に仕事や勉強と言った事に使う者にとってバッテリー切れは言わば死活問題です。
今では十数時間もの長い時間、バッテリーだけで使えるノートパソコンも出て来ていますが、それは実際の使い方とは乖離しており、エディタで文章を書いたりエクセルに数値を入力するだけならまだしも、CADソフトや映像処理や画像処理ソフトを使った作業をしているとアッと言う間にバッテリーは目に見えて減って行きます。
ですからPCを持ち歩いて仕事をする者にとって電源は言わば生命線とも言えるものだったのですが、これも各メーカーでコネクタの形状や電圧等の違いで借りると言う事が難しいので毎日、重く嵩張る電源アダプタを持ち歩かなければなりませんでした。
ところが各メーカーがUSB-Cと言う規格を採用した事で一気に電源回りの環境が変わりつつあります。まずUSB-Cに対応していれば、最近ではUSB-Cで充電&給電するPCを使っている人も多く、そしてモバイルバッテリーもスマートフォンでUSB-Cを接続コネクタとして採用するものが増えて来てその種類も増えて来ていますので、こちらもちょっと回りを探せば持っている人を見つけるのはたやすくなっています。
ただそうは言っても、1人で街中に出かけた時に確保できるのはコンセントか、昔ながらのUSB電源しか今の所ありません。
そこで今回はスペックを見れば誰もが欲しいと思えるUSB-C PD対応電源とモバイルバッテリー「MARU & MASA」をご紹介致します。
ではまず最初に電源アダプタの「MARU」について見て行きます。
まず「MARU」にはUSB−C PD(Power Deliver)対応のコネクタが2個内蔵されており、まず1つ目のPD1出力は最大45W出力(20V/2.25A、15V/2.3A、12V/3A、9V/3A、5V/3A)、そして2つ目のPD2出力は最大18W(9V/2A、5V/3A)で電源供給する事ができます。
つまりPD1はUSB-Cコネクタを搭載したPCに給電する為のコネクタで、PD2はスマートフォンや場合によっては省電力設計されているノートPCに対して給電する事ができます。
ところで15インチMacBook Proに付属する電源アダプタが87Wなのでその半分程度の45Wで15インチのMacBook Proが充電できるのかと言うと、ネットサーフィンしたり原稿を書いたりと言ったGPUをあまり使わない作業なら十分にバッテリーを充電しながら使う事ができます。
そしてその他に世界各国どの国のコンセントでも差す事のできるユニバーサルコンセントを120°ごとに3つ備えており、コンセントが1個しか確保できない様な場所(例えばホテルやカフェ等)で複数の電源アダプタを使わないと充電できない&使えないと言う時に便利です。
また電源アアプタを差した時にお互いが干渉しない様に丸い本体に120°の角度を開けてコンセントを備えているのも魅力的です。
ただここで注意しなければならないのは、接続する機器の消費電力が電源電圧が100Vの場合は合計700Wまで、240Vの場合は1,680Wまでしか使えないと言う事です。ですから絶対にホテル等でこの「MARU」にドライヤーのコンセントを差して使うと言うのはNGです。
ただ、電力を使いすぎてとしてもリセッタブルヒューズを内蔵し、「MARU」をコンセントから抜いて暫く置いておけばリセットされるので大丈夫です。
そして電源コンセントにはダイレクトに差すのではなく「MARU」の中からコードを引っ張り出して来て差すので、コンセント回りのクリアランスのない場所でも(電源アダプタ等がたくさん差さっている)気にせず使えますし、手元に「MARU」を持って来れる事でUSBを使ってデバイスを充電したりする時も便利です。
またコンセントの先はUSやEUプラグがいずれか1つ付属して来るのですが、交換式になっており、MacやiPadの電源アダプタのコンセント部分を流用できる他、既に市販ているコンセントのセット「TOFU」を持っておけばどの国へ行ってもコンセントの形状に違いで充電に困ると言う事はありません。
一方、モバイルバッテリーの「MASA」はUSB-Cコネクタのみを2個搭載したモバイルバッテリーで容量は18,000mAhです。
出力性能は「MARU」と同じでポート1は最大45W出力(20V/2.25A、15V/2.3A、12V/3A、9V/3A、5V/3A)、そしてポート2は最大18W(9V/2A、5V/3A)で電源供給する事ができます。
まらポート1の方は入力を併用しており「MARU」と併用する事で一番最速でフル充電する事ができます。
そしてその他にもQiワイヤレス充電回路を内蔵しており、「MARU」にセットする縦置きスタンドを使う事でQiワイヤレス充電に対応したiPhone Xs等を充電しながら動画の鑑賞を行ったりする事ができる様にもなっています。
また充電能力はiPhoneに合わせてさいだい7.5Wとなりますので、詳細につきましては書きURLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/943450049/maru-and-masa-simple-yet-powerful
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