モバイルバッテリーの中には災害用やアウトドア用としてACコンセント、つまり普通の電化製品が使える様にコンセントがついたものがあります。
ただこれらACコンセントにどの様な電化製品を差し込んでも使えると言う訳ではありません。
と言いますのは例えば電化製品には消費電力と言って○○○Wって表示があると思います。1番想像がつきやすいのがドライヤーで1200Wや1500W等と言う表示がついていますが、これが消費電力です。
そしてこの消費電力を上回る出力を持ったモバイルバッテリーでないとその電化製品は使えないと言う事になるのですが、本当に掌に乗る様なモバイルバッテリーでは100W前後の出力があれば良く、これだと電化製品ではDC扇風機やLED照明、後は充電式のハンディークリーナーと言った様なものしか使えない事になります。
また大型の重さが10kg前後あるタイプ(今回紹介する「MONSTER X」も10kgちょっとあります)のものでも200や300Wの出力が出せれば良く、これだと冷蔵庫やテレビ程度しか動かせず、電子レンジなんてとんでもありませんし、湯沸かしポットなどもNGです。
そこで今回は超ド級の2000W出力を有する「MONSTER X」と言うモバイルバッテリーをご紹介致します。
ホットプレートも使える「MONSTER X」
この「MONSTER X」は4つあるコンセントの合計出力が2000Wになります。
通常、延長コンセントを見てもらうと分かりますが、大抵コンセントには”1500W以下で使用して下さい”なんて注意書きがされていますが、普通のコンセントに差して使用する電化製品は1500Wで動く様に作られています。
つまりこの「MONSTER X」であれば、ホットプレートの様なものからドライヤーはもちろん、炊飯器や電子レンジ、コーヒーメーカーなど身の回りにある電化製品全てをこの「MONSTER X」で動かせると言う事を意味しています。
そして2000Wもある出力はテスラの電気自動車を充電し走行距離を7〜10km伸ばす事ができる他、ニッサンのリーフなど100V電源から充電可能なEV車やハイブリット車も充電できますので、もしもの電欠に備えて車に常時備えておくと言うのもアリです。
更にこの「MONSTER X」には合計出力60WのUSB−C PD(Power Deliver)端子を2ポート備えていますので、16インチMacBook Proも余裕で充電可能ですし、USB-Aは4ポートあり、うち2ポートはQuichChargeの急速充電規格に対応しており合計出力が最大28W、そして残り2ポートの合計出力は12Wとなっています。
更に車載用のアクセサリが使える最大120W(12V/10A)出力のシガープラグも備えており、車載用の様々な電化製品、空気入れ等のアウトドア製品も使用可です。
正弦波出力なので安心
そしてACコンセントを搭載したモバイルバッテリーで最も気にしなければならないのは、正弦波出力を行う電源であるかどうかと言う事です。
交流電源を作る方式としては正弦波の他に短形波、疑似正弦波と言う方式があるのですが、綺麗なsin波の波が出力される正弦波とは違い他の方式はノイズが多く蛍光灯は良く知られていますが、私達がよく利用するUSB電源や充電器、ACアダプタ等もノイズの影響を受けて正常に動かなかったりします。
ですから綺麗な正弦波を出力するこの「MONSTER X」ではシーパップの様な医療機器でも安心してお使い頂けます。
最大出力100Wのソーラーパネルがオプションで用意
そして「MONSTER X」ではオプションで100W出力のポータブル・ソーラーパネルが用意されていますので、コンセントがない場所や充電ができない様な状況である災害時やアウトドアでの充電が可能です。
そして充電に関してはこの「MONSTER X」にはバッテリー容量1065Whの”MONSTER 1100”とバッテリー容量1287Whの”MONSTER 1300”と言う2つのバリエーションが用意されているのですが、EV車やハイブリット車の充電用の200V出力のコンセントを既に備えていると言うご家庭なら200Vコンセントを使って4時間弱でフル充電できると言う性能をこの「MONSTER X」は持っており、非常に短時間でフル充電できるのも特徴ですので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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