現在、メカニカルキーボード、ゲーミングキーボードのトレンドは静音へと向かっていますが、この静音は無音にすると言うのではなく、キーを叩いた際の振動によってケースから出るノイズであるとか、基板から出るノイズと言った余分なノイズが出ない様にする静音化で、メカニカルキー・ゲーミングキーを叩いた際のキーのサウンドだけを楽しめる様になっています。
ただスイッチの中には樹脂と樹脂が擦れた際の擦れ音だとかバネの音と言うものもあり、純粋のスイッチが押された際のカチッっと言う音意外の音も実際には混じっています。
そこで今回は更なる静音化、純音化する為に”Gateron North Pole 2.0”を採用したメカニカルキーボード「KT68 Pro」をご紹介致します。
Gateron North Pole 2.0
今回紹介するメカニカルキーボード「KT68 Pro」に使われている”Gateron North Pole 2.0”はクリアケースに収められたキースイッチで、リニアタイプの黄軸とタクティカルタイプの茶軸の2タイプから選択する事ができます。
そして2.0になって大きく変わったのはキーを押した際にステムが押し込まれ際にボトムハウジングの底に黄軸は黄色の円筒形の緩衝パーツと思われるパーツが追加され、茶軸も同様のパーツが追加され、ステムがボトムハウジングに接触した際の打撃音を吸収する事で、スッキリとした金属スイッチが入った際のスッキリとしたサウンドのみが奏でる様になっています。
またケース鳴りを防ぐための回路基板の下にはシリコンパットが敷かれ、キーを叩いた際の打撃音を吸収する事で余分なノイズが発生しない構造にもなっています。
キーボード上部の325マトリクスLED
そしてキーボード「KT68 Pro」の上部にはMacBook Proに以前搭載されていたTouchBarを連想させるとても目立つ325個ものフルカラーLEDを使ったマトリクスLEDディスプレイが搭載されれいます。
とは言ってもTouchBarの様にボタンを表示し、そのボタンをタッチすれば何か操作できると言う訳ではなく単なるLEDマトリクスディスプレイなのですが、ライティングエフェクトモードを選ぶと様々なパターンのエフェクトが繰り返し流れたり、接続しているPCから流れるサウンドに合わせてマトリクスLEDとキーボードがシンクロして点灯/点滅したりします。
またスクリーンモードを選ぶと接続しているPCのネットワーク速度、時間、コンピューターのメモリ等と言ったハードウェア情報を表示する事ができます。
その他特徴的な装備
またこの「KT68 Pro」は68個のキーを備えWindows、Mac、Android、iOS等で利用できる他、接続は有線とBluetooth、2.4GHzのドンクル接続が選べる様になっています。
そしてこの他にキーボード左側面にボリュームが、右側上部にトルグスイッチを備えており、ボリューム、トルグスイッチとも様々な機能やマクロなどを割り当てる事ができる他、各キーにマクロを割り当てたりと言ったゲーミングキーボードが備えている機能はほぼほぼ備えられていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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