出かけた先で自動車のバッテリーが上がった様な時はJAFを呼ぶと言うのが私達日本人の常識です。
ちなみにJAFの会員でない場合、バッテリーが上がった(放電させてしまった)だけであれば作業料は13,310円にもなりますので、もし何か移動先であったらと思う様な場合は年会費4,000円を払って会員に入っていればバッテリー上がりの場合の作業費は無料です。
この他にもタイヤのパンク等でもスペアタイヤに交換する作業や、キーの閉じ込み、燃料切れなども燃料代だけは支払わなければなりませんが、基本的に作業料は無料です。
と考えると入っていた方が得かな?と思えるのですが、バッテリー上がりの心配だけあると言う方に今回はジャンプスターターと言ってエンジンを始動する際に瞬間的に大容量の電気を流す事のできるバッテリー「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」をご紹介致します。
ジャンプスターターとは
ジャンプスターターと言うのは車のバッテリーが放電してしまい、エンジンを始動する事ができない時に、車のバッテリーの代わりにスターター(セルモーター)と言ってエンジンを回すモーターに電気を流す為のバッテリーの事で、このジャンプスターターを購入する際に1番見なければならないのはピーク電流と言って瞬間的に流す事のできる電流の事でこの数字が大きければ大きいほど大きな排気量のエンジンまで回す事ができると言う事を意味します。
そしてこの「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」ではピーク電流は800Aで排気量7000ccまでのガソリン車と排気量4000ccまでのディーゼル車のエンジンの始動ができますので、一般的に市販されているほぼ全ての車のエンジンの始動が可能と言う事になりますし、電圧が24Vのトラック以外、自動車はもちろんの事、バイク等も始動可能です。
20年充電不要な上にモバイルバッテリーでも充電可能
次にこの「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」の特徴としては20年、充電しなくてもエンジンが始動可能と言う性能を持っています。
普通、リチウムイオンバッテリーでも乾電池でも使用しなくてもバッテリーの中では化学反応が起きて自然放電で次第に発電能力が失われて行きますので、リチウムイオンバッテリーでも2年も経てばフル充電しておいてもほぼ残量はゼロに近くなっています。
そうなるといざバッテリーが上がった時に役に立たないと言う事になり、実際にそう言う事はよく聞きます。
ですがこの「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」ではキャパシタ(電解コンデンサ)と言う電気を溜め込む電子部品を使い電力貯める事で何と20年間も放置しておいても、エンジンを始動させる事ができるのです。
ただ問題は、この「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」は1回の充電で1回しかエンジンを始動できない事です。
スターターを回す時間が短ければ何回か回す事ができるかもしれませんが、ワンチャンスと思ってエンジンをする必要があります。
ですがこの「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」は車のシガープラグからであればたった3分で、モバイルバッテリーからでも30分もあればフル充電されますから最悪、1回失敗しても30分待てば再挑戦できますので、ド田舎で1時間も2時間もJAFを待つ事を思えば、この「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」を車に乗せておけばすぐにエンジンを再始動させて移動する事ができますので便利です。
動作可能温度は-40℃〜70℃
そしてもう1つ、注目する所は動作可能温度です。
一般的に夏、炎天下に窓を閉め切った状態で車を停車させておくとその車内温度は60℃にも70℃にもなります。
そうなるとリチウムイオン電池などは周囲温度が40℃も超えると劣化して行きますので、車内にジャンプスターターを置いておくだけでバッテリーを放電したり、最悪は使用不能に陥ったりして、バッテリー上がりの多い夏場に使えないと言う事になります。
ですがこの「Autowit SuperCap 2 Jump Starter」はキャパシタを使う事で−40℃〜70℃の範囲で使える様になっており、夏場に炎天下に車を停車させておいても安心してお使い頂けますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/autowit/supercap-2-car-jump-starter
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