みなさんはイヤホンやヘッドホンに備わっているノイズキャンセリングと言うテクノロジーはご存じですか?
文字通りノイズ、つまり雑音を消す技術で、みなさんも電車やバス、街中の雑踏でイヤホンやヘッドホンをして音楽を聴いている時に周囲が騒がしくて音楽が聞こえないと言う様な状況の時に周囲の騒がしい騒音を一瞬にして消して、自宅の静かな部屋で音楽を聴いているかの様な状態にしてくれるとても素晴らしい技術です。
このノイズキャンセル技術にはアクティブノイズキャンセリングとパッシブノイズキャンセリングの2つの技術があり、前者のアクティブノイズキャンセルは電気的に周囲のノイズを打ち消す音波を発生して周囲の雑音を低減します。
一方パッシブノイズキャンセリングは古くからある耳栓と同じ様なもので、中音から高音域は割と低減する事ができますが、低音の消音は苦手です。
またこの他にcVc(クリアボイスキャプチャー)と言って通話時の周囲の雑音を低減する技術でiPhoneには標準で装備されているのですが、これは通話時のみ動作するもので音楽再生アプリで音楽を再生する時に機能はしません。
と言う様にノイズキャンセルにも色々とあるのですが、今回紹介するワイヤレスイヤホン「Sinaaudio T20」は、最大-30dBと言う超静かな環境を作り出す強力なANCを装備したワイヤレスイヤホンです。
200Hz付近で最大-30dBのノイズキャンセリング
ANCは電気的に周囲のノイズ(騒音)を打ち消す音を合成して再生する事で周囲の雑音を耳で拾わない様にする技術なのですが、実際のところ全ての音を消す事はできませんし、使用する半導体やアルゴリズムの設計手法によっても全てのANCを搭載したイヤホンがヘッドボンが同じ様に周囲の雑音を消す事ができる訳ではありません。
その中でこの「Sinaaudio T20」は100Hz前後付近から2.5kHzと言う可聴域と言って一般的に人間が耳で聞き取る事のできる範囲の音のノイズを低減する事に注力しており、特に人間が発する話し声の周波数である200Hz付近で-30dBと言うノイズキャンセル能力を持っています。
この-30dBがどれくらいなのかと言いますと、ダイソンの掃除機の動作音が全く聞こえないレベルにまで低減でき、昼間の渋谷駅前が終電が行ってしまって殆ど人がいなくなった真夜中の渋谷駅の状況になる事を意味します。
ENCノイズリダクションでクリアな通話を保証
またこの「Sinaaudio T20」にはANCに加えて ENC(Environment Noise Cancellation)ノイズキャンセリング機能も搭載されています。
このENCはANC程ではないものの周囲の環境音を低減する機能を持っています。
ここで言う環境音と言うのは、脇を走行する自動車の走行音であったり、マイクに吹き付ける風の音であったりするのですが、そう言ったものを低減して通話相手とクリアな通話を提供します。
PEEK+PUで低音から高音までカバーするドライバー
そしてこの「Sinaaudio T20」はノイズキャンセリングだけではなく、音質においても拘っています。
この「Sinaaudio T20」に使用されているドライバーはPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)とPU(ポリウレタン)と言う2つの素材を組み合わせたハイファイダイナミックドライバーを採用しており、イヤホンに採用されるドライバーが苦手な低音はもちろんのこと、高音域までほぼフラットな再生能力を持っており、グラフェンスピーカーにはない重厚で厚みのあるサウンドを再生する能力を秘めています。
また再生時間はANC-ONで5時間、OFFで7時間の連続再生が可能で、充電ケースと合わせて充電レスで合計で24時間(フル充電に必要な時間は1.5時間)の再生が可能となっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。