最近のリアルタイム翻訳ってすごいな、と感じた事はありませんか?
最近では専用機の他にスマートフォン向けのアプリなども豊富にあり、何を基準にして選べば良いか迷うくらい非常に多くの自動翻訳アプリがあるだけでなく、その翻訳の速さと正確さには驚くべきものがあります。
これはCPU等の半導体の性能の向上やメモリの小型化、大容量化と言った他に多くの翻訳機やアプリがインターネットに接続されている、音声認識エンジン、翻訳エンジンと言った専用のサーバーにデータを送る事でマイクで拾った音声をリアルタイムに文字に書き起こし、そしてその書き起こされた文章を翻訳エンジンに送る事で多言語に翻訳しているからです。
ただこれら翻訳機や翻訳アプリは最近増えたZoomでのオンラインビデオチャットには残念ながら活用する事はできず、外国語が苦手な方は隣に何を言っているのか聞く人もいませんので、こう言ったオンライン会議では非常い困ります。
そこで今回は、Zoomで使える自動翻訳ワイヤレスイヤホン「WT2 Edge」をご紹介致します。
AndroidやiPhoneでZoom翻訳
この「WT2 Edge」は普通にBluetoothワイヤレスイヤホンとしても使えるのですが、その本骨頂はリアルタイム翻訳です。
特にこの「WT2 Edge」の専用アプリはアプリ内ブラウザ機能を通してZoomにアクセスする事ができ、最大30名と参加者人数の制約はあるものの、誰かの発言を音声認識し、そして自分の母国語に翻訳してチャット画面に表示してくれる他、自分の発言を共通の言語に翻訳し、そして自動音声合成にて発言しますので、海外の方と全く話した事がない言語でスムーズな会話を行う事ができます。
しかも翻訳エンジンの性能トップ6のエンジンを世界中に配置した15のサーバーで稼働させる事で最小0.5秒、最大3秒の遅延で、40の言語と93のアクセントを認識しそして正確に翻訳を行ってくれますので、この「WT2 Edge」があれば国際会議も困りません。
またもしネット環境の整っていない場所やWiFiや公衆回線の電波が届かない様な場所でも英語、日本語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語の7言語はアプリ内に翻訳エンジンを搭載していますので、海外旅行で飛行機の隣に座った外国人と会話をすると言った様な場合に便利です。
3つの翻訳モード
また「WT2 Edge」はZoomミーティングの他にも例えば1:1での外国人の方との会話の際に、シュミレーションモードで使用すると相手に片方のワイヤレスイヤホンを渡す事で相手の話す言葉はリアルタイムで「WT2 Edge」で翻訳され自分の耳に取り付けたワイヤレスイヤホンから自動音声合成された声で相手の話した内容をスピーチしてくれ、相手には自分の話した内容をワイヤレスイヤホンが拾い、相手にも相手の母国語で聞こえる様に音声合成してスピーチすると言う機能を持っています。
また「WT2 Edge」はお互いがアプリで相互に繋がる事で多人数での国際会議と言う様な場合にも使用でき、その場合はタッチモードと言う発言したい時にイヤホンをタップして発言すると言うモードを備えています。
このタッチモードはワイヤスイヤホンをタップした時だけ自分の声を拾い、共通言語に翻訳して相互に繋がった会議参加者へ意見を送信しますので、不要な発言や、相手には伝えたくないひそひそ話しが会議の途中途中で入ると言う様な場合にトランシーバーの様に働くモードです。
そして最後はトラベルモードで、これは他の翻訳機や翻訳アプリなどが標準で装備している翻訳機能と同じで、スマートフォンのマイクで相手の声を拾い、そして相手が話した内容は翻訳されワイヤレスイヤホンから音声合成にて翻訳して相手が何を言ったのかを聞き取る事ができます。
人混みの中でも翻訳を正確にするノイズキャンセラー
そしてこの「WT2 Edge」の翻訳の正確さを助けているのがノイズキャンセラーです。
ノイズキャンセラーは周囲の雑音をかき消してイヤホンから再生される楽曲や音声をクリアにして聞き取り安くする技術ですが、ここでは装着者の声と回りにいる方の話し声とを分離して、装着者の声だけを正確に拾うと言う目的で使われており、よくあるノイズによって音声が拾えなくて自動翻訳できない、誤訳すると言った事を防いでいます。
なおこの「WT2 Edge」でのリアルタイム翻訳時の連続使用時間は3時間程度となっており、その他詳細なスペックについては下記URLにてご確認ください。
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