ノートPCはUSB-Cと言うマルチな外部インタフェースを採用する事で、MacBookの様に薄くスタイリッシュになっています。
その一方でWiFiやBluetoothと言ったワイヤレス規格に対応していない装置を接続しようとすると変換コネクタやUSB-Cマルチハブと呼ばれる、複数のインタフェースを搭載したハブを使わないと、メモリーカードやUSBメモリーの読み書きもできませんし、モニターも増設できません。
ただ、USB-Cマルチハブを使っても接続できないのが、D-SUBやDVI-Iと言った今では見る事すら稀になったディスプレイで、これらディスプレイは接続用の端子を持ったPCは今はないものの、まだまだ壊れてはいませんのでご家庭やオフィスに残っている場合が多々あります。
そこでこれら古い規格しか採用していないディスプレイをセカンドディスプレイ、サードディスプレイとして再利用できるスタンド一体型USB-Cマルチハブ「TopWork」をご紹介致します。
VGA+HDMI
まずこの「TopWork」の注目すべき点はVGA端子を備えている事です。
VGAは通称D-SUB端子とも呼びますが、端子が大きい為、最近PCを始めたと言う方はVGAの最大解像度が2048×1536ピクセルと4Kよりも解像度が低い事から、最近のコンパクトなPCにはHDMIやDisplayPortと言った端子しか搭載されていませんが、古くからPCを持っておられると言う方の中にはまだVGA端子を備えたモニターが自宅やオフィスに残っていると言う方も少なくないかと思います。
そう言った場合にこの「TopWork」を使えばVGA端子しか持たない平成初期のモニターでも、この「TopWork」はMacBook Proのサブディスプレイとして再登場させ、再利用する事ができ、古いディスプレイを活用する事ができるのです。
しかもこのスタンド一体型USB-Cマルチハブ「TopWork」は4K@30Hz出力が可能なHDMI端子も備えていますので、トリプルディスプレイによる快適な作業環境を構築する事ができるのです。
またこの他の外部インタフェースとしてはUSB3.0(5Gbps通信サポート)を2ポート、USB2.0(480Mbps通信サポート))を2ポート、UHS-I規格のSDカード/microSDカードの読み書きに対応したカードリーダーをそれぞれ1ポート備え、更にRJ-45コネクタも備えている事からWiFiがなくても通信する事が可能です。
そしてオフィスなどでは3.5mmイヤホンジャックが使える様になっていますので、外部の音を気にせず作業が行えます。
4段スタンド
そしてこの「TopWork」はノートPCスタンドにUSB-Cマルチハブを合体させた製品になっており、ノートPCを乗せる天板部分に傾斜をつける事ができる様になっており、7°、15°、21°、30°と4段階に角度をつける事ができます。
つまりノートPCにUSB-Cマルチハブを合体させる事で「TopWork」を持ち歩けばUSB-CマルチハブとノートPCスタンドを別々に持ち歩く事で持ち忘れを防ぐだけでなく、ノートPCとほぼ同サイズある事で携帯のし忘れがありません。
また最近増えてzoomやteamでの会議にノートPCをデスクの上に置いた状態で参加するとカメラを上から見下ろす感じとなり、威圧的に写るほか、顎周辺が強調されて写るので、ちょっと弛んで来た顎を見せたくないと言う方はこう言ったノートPCを使いカメラの位置を上げる事だけでも相手に与える印象がグッと良くなります。
Qiワイヤレス充電台
そしてこの「TopWork」はUSB-C電源ポートを搭載し、最大100Wでのパススルー充電が可能になっているのですが、20W出力以上のUSB-C電源を接続する事で右側に設けられた引き出し式のワイヤレス充電台にてQiワイヤレス充電に対応したスマートフォンやチャージ機能のついたAirPodsの様なワイヤレスイヤホンケース等を充電する機能を持っていますので、ノートPC作業中に触っていないスマートフォンをワイヤレス充電すると言った様な場合に便利です。
またこのパネル型の「TopWork」は、スティック状から展開できる様なノートPCスタンドの様な携帯性の良さはありませんが、膝の上に置いて作業をすると言う様場合では膝の上に安定して置く事ができる他、ノートPCの発熱で低温ヤケドをすると言った心配もありませんので、持ち歩くには嵩張りますが、使い勝手はと言うと移動中に膝置きでノートPCで作業をすると言った方には便利ですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
この記事へのコメントはありません。