デスクの上にモニタースタンドを置き、その上にモニターを設置する事で目線を上げる事ができます。
そして目線が上がる事でうつむき加減の前傾姿勢から真っ直ぐ前を向く事ができる様になる事で肩や腰、首と言った痛みを感じる事がある場所への負担を軽減する事ができます。
またスタンドを置く事で、通常はデットスペースとなるモニター回りにスペースができ、小物入れを置いたり、書き物をする際にモニタースタンドの下にキーボードを退避させたりする事ができたりと、モニタースタンドはただのスタンド、物置なのですが、非常に便利だなと実感させる数少ないガジェットの1つです。
そんなモニタースタンドにちょっと変わった機能を加えた「LANQ PCDock」がindiegogoに登場しましたのでご紹介致します。
PCDOCK
モニタースタンドにUSBハブやUSB-Cマルチハブ(HDMIやSD,microSDカードリーダー、LAN端子等を備えたもの)を装備した様なモニタースタンドは既に製品化されており、数は多くないものの様々なメーカーからリリースされています。
方やこの「LANQ PCDock」はと言うと、見た目はUSB-A(Gen 1)×2、USB-C×2(Gen 1)ポートしか見えないのでただのUSBハブかと思えるのですが、実際にはWiFi通信モジュールとBluetooth通信モジュールを搭載したちょっと奇妙なUSBマルチハブを搭載しているのです。
一般的にノートPCはWiFi通信モジュールを搭載しているのが今では普通で有線のLAN端子がなかったりしますが、デスクトップの場合は有線のLAN端子(RJ-45)はあるけれどWiFiは搭載していませんし、WiFiとBlueetoothの通信モジュールはたいてい一体化されているものを搭載していますのでBluetooth機器も使えません。
ですがこの「LANQ PCDock」ではWiFi＆Bluetooth通信モジュールを搭載する事で後から増設する手間を省くだけでなくCPUリソースの節約にもなりますし、
WiFiは2.4Gと5.8Gのデュアルバンド対応の最大1200Mbps通信可能なWiFiモジュールを搭載しており、FPSゲームもサクサクプレイ可能です。
apt-x対応Bluetooth通信モジュール
またBluetoothに至ってはキーボードやマウスと言ったものはもちろん同時接続可能な他、最大10台までのBluetooth機器を同時接続する性能を持っており、様々なBluetooth機器を同時使用する事ができます。
更にBluetoothイヤホンやヘッドボンも接続可能なのですが、何とapt-xプロファイルに対応しているため、Bluetoothイヤホンやヘッドホンがapt-xプロトコルを搭載していればハイレゾ音源もワイヤレスで再生可能ですから、高音質でサウンドを楽しむ事ができるだけでなく、デスク回りも全てワイヤレスで接続する事でデスクの上をスッキリとさせる事ができます。
指紋認証
そして「LANQ PCDock」にはデスクトップPCにWindowsHelloに対応した指紋認証機能を追加する事ができますので、Windowsのログインを指紋で行える事でPINやパスワードの入力を省く事ができますし、その他様々な認証場面で指紋が使えますのでセキュリティーも向上させる事ができます。
モニタースタンド台にはワイヤレス充電機能搭載
またこの「LANQ PCDock」には横幅631mmの”PCDock PRO”とモニターのサイズにもよりますが、デュアルモニターが乗せられる横幅1105mmの”PCDock PRO MAX”の2種類がラインナップされており、この2種類のモニタースタンドには最大15Wワイヤレス充電可能な充電ドッグが搭載されており、ワイヤレス充電に対応したPCをモニター台に置くだけで素早く充電する事ができます。
そしてこの他に”PCDock STANDARD”と言うWiFiとBluetooth通信機能を持った単体のUSBハブだけもラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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