最近のテレビの中にはAirPlayやChromeCastと言ったiPhoneやiPad、Androidスマートフォンやタブレットの画面をワイヤレスで転送してテレビの大画面に映す機能を備えたものもあります。
こう言ったワイヤレスモニター規格の便利な所はスマホ等の操作で簡単に大画面にスマホやタブレットの画面を映し出せる事で、スマホの小さな画面ではなくテレビの大画面で映画を観たり、zoomミーティングをしたりすると言った際にケーブルに束縛されないのがメリットです。
ただAirPlayやMiracastはスマホやモニターのパワーに左右され、パワーの弱いスマホやモニターを使った場合、画面がカクカクとしか動かなかったり、スマホの画面よりも数秒遅れてしかモニターの画面が変わらなかったりしますので、快適とは言えません。
そこで今回は、超快適に使えるワイヤレスモニター「AVA」をご紹介致します。
5G WirelessHD
今回紹介する「AVA」はWirelessHDと言う映像をワイヤレスで転送する規格を採用したモニターで、実はこの規格は2008年に制定されています。
ですが当初、60GHzと言う非常に高い周波数を使って伝送装置を作っていましたので光の波長に近い60GHzは送信機の受信機の間に人が立っただけでも電波が遮断されると言う問題を抱えており、市販化される事はなかったのですが、今回紹介するモニター”AVA”は5GHzと言う、私たちがスマートフォンの5G通信やWiFiで利用している周波数を使っていますので、そう言った電波が遮断されてデータの送信がストップすると言う事もありません。
また5Gはご存じの様にスマートフォンの宣伝でも見られる様に高速データ転送ができ、2時間映画も数十秒でダウンロードできる速さですから、この「AVA」が4K対応で4Kの素晴らしい映像をこの「AVA」でも鑑賞できると言う事実は納得して頂けると思います。
ただスマートフォンやタブレット、PCなどを直接この「AVA」にワイヤレスで接続できると言う訳ではなく、専用の送信機を使ってでしか送信できます、送信機と画面を飛ばすデバイスはHDMIケーブルで接続する必要があるので、SwitchやPS5、XboxやBlu-rayプレイヤーと言ったHDMI単にを持っているものやPCでもHDMI端子を持っていれば問題ないのですが、スマートフォンやタブレットは基本的にHDMIを持っていないので、そこは映像出力アダプタなどを使わないといけませんので、使い勝手が良いとは言えません。
ですが「AVA」は8000mAhのバッテリーを搭載し、最大で5時間もワイヤレスで動くのですから、リビングのBlu-rayで映画を再生し、キッチンで鑑賞しながら料理をする、と言った様な使い方はとても便利です。
タッチ操作が可能
またこの「AVA」はAirPlayやMiracastはただ画面をモニターに送るだけなのに対して、「AVA」は指で画面を操作する事ができます。
これはかなり便利で、いくらワイヤレスモニターで見る事はできても操作はPCないしスマホやタブレットを直接触らなくてはいけませんでしたので、便利なのか不便なのか正直なところ分かりませんでしたがこの「AVA」は直接操作が可能なので、スマホやタブレットを接続したのであればいつもと変わらない操作ができます。(但しタッチ操作を可能にするには送信機とデバイスをUSB-Cケーブルで接続する必要があります)。
ダイレクト接続も可能
またこの「AVA」ですが、MINI HDMI端子やUSB-Cポートも備えていますので、直接HDMIケーブルで接続したり、USB-Cポートを持つMacBookの様なPCであればUSB−Cケーブル1本で接続する事も可能です。
また送信機もUSB-Cポートを備えており、HDMI映像転送しても対応している事から、USB-Cを持つSwitchの様なデバイスであればUSB-Cケーブル1本でワイヤレス化する事も可能です。
またHi-Fiステレオスピーカーを搭載しており、13.3インチ、15.6インチ、17.3インチの3つの画面サイズがラインナップされていますので詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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