モーションシュミレーターと言うのは映像に映し出されている状況を互換で感じとる事ができるシュミレーターの事で単にシュミレーターと呼んでいたりもしますが、みなさんが実際に体験した事があるものでは映画館に設置してある4DXの座席やディスニーランドにあるスターツアーズの様なものを想像してもらうと良いかもしれません。
今回紹介するモーションシュミレータ「Yaw2」はメジャーなPC用ゲームと連動して動くシートで、VRヘッドセットを併用すれば、没入感はハンパありません。
可動範囲
映画館の4DXシートは前後左右に動くものの動く範囲は数センチである為、振動の様なものや、ちょっとした加速度を感じる事はできますが、戦闘機のドッグファイト中の急上昇、急降下そして急旋回時にかかりG(重力)の様なものを感じ取るのは難しいのですが、この「Yaw2」では前後の軸回転の可動域は70°、左右は40°そしてオプションになりますがシートを360°回転させるYawプラットフォームを追加する事で、少なくとも戦闘機が急上昇中はシートが仰向けになりますので、シートに身体がめり込む様なリアルな感覚を感じとる事ができます。
また左右への軸回転40°も身体が実際に横倒しになる様な状態になりますので、レーシングゲームをしている際にはスピードに応じて椅子が傾き、身体が外へ外へと引っ張られる様な実体験ができますし、もしタイヤがバーストして車がコマの様に回転していれば、これも椅子を回転して実体験する事ができ、これだけの再現性がありながら10万円ちょっとで手に入ると言うのは夢の様です。
そして電源には500W電源と700W電源が用意されているのですが、当然パワーのある方がより機敏に動きますし、体重の重い方であればモーターがゆっくりとしか動きませんので、ワット数の高い方のものの方がよりベターです。
レカロをはじめ、4点式シートが利用可
そしてこの「Yaw2」にはシート付きとシートなしモデルが用意されており、シートなしモデルは(シートありでも交換は可能)カーショップ等で購入できる4点式シートベルトを搭載したお気に入りのレカロのシートなども「Yaw2」に置いて同じ様に激しく前後左右に揺れるほか、振動などもビンビン伝わって来ます。
また前後左右に細かく調整できるデスクやフットレストなどもついていますし、これらデスクやフットレストにはコントローラーが取り付けられる様になっていたり、ノートPCを置いたりしてプレイする事ができたりもしますので、プレイに仕方は様々です。
VRヘッドセットで没入感は最高潮
また「Yaw2」はVRヘッドセットをサポートしている為、VRヘッドセットをしていれば没入感は言うまでもなく、ほぼリアルな実体験をする事が可能です。
更にこの「Yaw2」システムでは、Oculus Quest、Oculus Rift、Oculus Rift-S、HTC VIVE、HTC VIVE Pro、Valve Index、PSVR、Windows Mixed Realityと言ったヘッドセットをサポートしていますの今、みなさんがお使いのVRヘッドセットがあれば、より超リアルな体験ができるはずです。
そして「Yaw2」はWiFiを通じて接続され、”YawVR”と言うオリジナルアプリがゲームを選択するだけで自動でパラメータをセットし、コントローラーからの信号をコンバートして「Yaw2」に送る他、”SIM RACING STUDIO”などにも対応していますので、特にアプリの使い方がわからなくて困ると言う様な事もありません。
リラクゼーションモード
一方この「Yaw2」はゲームに連動して激しく前後左右に動くだけではありません。
ゲームをプレイして疲れた身体を癒やすためのリラクゼーションモードと言うモードが容易されており、ロッキングチェアに奥深く腰掛け、ゆらゆらと揺れながらお気に入りの音楽を聴くと言った体験も出来る様になっていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/346206518/yaw2-motion-simulator-and-smart-chair
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