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あの30°傾斜のついたアルミ定規「30° Ruler」がマイナーチェンジでラインアップが増えたよ

長さを計測したり線を描いたりする際に必ずお世話になる定規は、三角定規と言うバリエーションはあるものの、長方形の板、樹脂、金属板に目盛と数値がプリントされていると言う形状は数百年前から変わっていません。

ですが製図の世界は三角柱の定規が出て来るなどして多少の変化はあったものの、今回紹介する「30° Ruler」が登場するまでは大きな変化と言うものはありませんでした。

ですがこの「30° Ruler」は目盛部分に30°傾斜をつけただけで定規の使い勝手の悪さをほぼ100%解消してしまったと言っても過言ではありません。


目盛の読みやすさ


まずこの「30° Ruler」はたった30°の傾斜がつけらえているだけなのですが、これがとても目盛が読みやすいのです。
三角柱の形状をした定規も目盛の書かれた面が45°傾斜しており、この「30° Ruler」と同じ様に目盛の線が紙に描かれた線に近く感じ読みやすいのですが、携帯すると言う点においては厚みがある分、嵩張ると言う欠点があるのですが、この「30° Ruler」の場合は三角柱の定規と比較すれば薄くそれほど嵩張ると言う印象はありません。

また通常定規と言うとミリ単位の目盛に数値は打っていませんので、ゼロないし5mmのちょっと長めの線の目盛から数えて何センチ何ミリと言う目盛を読み取らないといけませんが、この「30° Ruler」にはミリの目盛にも全て数値が打ってあり、すぐに数値を読み取る事ができるだけでなく、線を1本1本数えるのとは違い線の数え間違いがありませんので確実です。

また目盛が定規の端からプリントされている事もあり、内寸を測ったりする様な場合はとても便利ですし、もちろんミリの他にインチ目盛もプリントされていますので機械設計でインチで製図しなければならないと言う時にも便利です。


押さえやすく、取り上げやすい


そしてこの「30° Ruler」は斜めに傾斜し膨らみがある事で、カッターを使って紙をカットしたり、線を描いたりする時にとても押さえやすいのです。
これはカッターで何枚も重ねた紙を一気にカットする時に感じるのですが、定規にカッターを当てて平行に沿わせて力を入れて引けば引くほどカッターが曲がろうとする力で定規を押しのけようとしますので、定規を押さえている指を支点として定規が回転してカット線が歪んだり、定規で引いた線が若干放物線を描いたりする事があります。
ですがこの「30° Ruler」では膨らみのある方に指を添える事で定規をカッターや鉛筆、シャープペンシルやボールペンの先で押した時にその回転しようとする力を止める効果があり結果として真っ直ぐ線が引け、真っ直ぐにカットする事ができます。


増えたバリエーション


そして今回のマイナーチェンジで何が変わったのかと言いますと、まずカラーが増えました。
従来はシルバーとブラックの2色でしたが、それにプラスしてブルーとグリーンの2色が加わり合計4色となりました。

そして従来は15cm定規1本のみだったのですが、15cmにプラスして20cm、30cm、45cmが加わり合計4種類の長さとなっており、製図に使ったり、DIYで長めの線を描いたりするのに使いたいな、たくさんの大きな紙をカットするのに使いたいなと思っておられた方には15cmでは物足りなかったでしょうし、使い辛かったでしょうが、45cmがあれば線を引いたりカットしたりと言う作業も楽になるのではないかと思いますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/orangeredlife/30-ruler-the-most-innovative-you-can-find-yes-a-ruler

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