仕事がテレワークになり、デスクトップPCからノートPCになって、モニター画面の小ささに作業のし辛さを覚えた方は多いのではないでしょうか?
更に作業がし辛くなっただけでなく、web会議で資料等を共有しつつ相手の顔を画面越しに見ながらプレゼンテーションを行うのは更にやり辛いと感じておられる方が次に行うのがサブディスプレイの購入です。
そしてちょうどここ1,2年の間に、ノートPCのディスプレイ部分だけを分離した様な10インチから15インチクラスの手頃な液晶ディスプレイがいくつも登場しています。
これらディスプレイは、本当にディスプレイ部分だけが分離した様なものなので軽く、タブレットと同じ様な感覚で持ち歩く事ができますし、バッテリーを内蔵したものやUSB-C端子を搭載したものは、USB-C端子を持つノートPCに接続して使用する場合は、ノートPCから映像信号も電源もUSB-Cで供給されるのでバッテリーやACアダプタと言った余分なものを持たなくて良いのが便利な点です。
そして今回紹介する「C-SMART」は1080P解像度の15.6インチサイズのモバイルモニターなのですが、AndroidOSを搭載していて、テレワークが終わった後もAndroidタブレットとして利用できる所が他のモバイルモニターとは違う点です。
基本性能
ではまずはこの「C-SMART」の基本性能から見て行きましょう。
モニターサイズは15.6インチで、15インチクラスのノートPCを使用している方であればノートPCと同等サイズのモニターがもう1枚、増えると言う様な状態になります。
そして解像度は1080P(1920×1080ピクセル)なので、もし4K(4096×2160ピクセル)解像度のディスプレイを使用されていたり、最近リリースされたばかりのノートPCですと1080Pサイズは少しデスクトップサイズが小さいので注意が必要です。
また10点タッチのタッチパネルなので、WindowsPCであればタブレットモードでの使用も可能ですし、MacBookでもタッチ操作が可能です。
また映像信号はHDMIとUSB-Cで接続する事ができ、USB-Cで接続した場合はノートPCから電源は供給される他、SDカードスロットが搭載されていて、このSDカードスロットをノートPC側で利用すると言った使い方も出来る様になっています。
またUSB-A端子も備えていますので、USBメモリー等も「C-SMART」経由で読み書きする事も可能です。
またAndroidタブレットとして使用する場合は、WiFiにBluetoothを搭載しており、単独でネットに接続して使用する事もできます。
AirPlayやChromecast、Miracastにも対応
そして映像に関してはストリーミング転送規格のAirPlay、Chromecast、Miracastと言ったメジャーな規格をサポートしていますのでケーブルを忘れた様な時は、多少映像の反映にタイムラグは生じるものの、ケーブルレスでWiFiでアドホックモードで接続して利用すると言った使用の仕方もできます。
また「C-SMART」は自動回転機能を搭載していますので、縦置き、横置きどちらでも使用できる事から、スマートフォンの画面を大きくして使える事から老眼でスマートフォンの画面の文字が読めないと言う祖父母へのプレゼントして贈るのも良いかもしれません。
AndroidTV
そしてこの「C-SMART」ではOSとしてAndroid 9を搭載していますが、自動的に起動するのはATVランチャーと言って、ネットに接続してテレビ単体でYouTubeやNetflix、Hululu等が鑑賞できるテレビと同じ様なシステムが組み込まれています。
もちろんランチャーにゲーム等をPlayストアからダウンロードしておけば、Bluetoothゲームコントローラーや、USBで接続するゲームコントローラーを接続してゲームを楽しんだりと言う事もできますし、ブラウザで様々な情報を検索する事もできます。
ただこの「C-SMART」で1つ気を付けないといけないのは、バッテリーを内蔵していない事です。
ですからこの「C-SMART」単体で使用する場合は別途、USB-C対応の電源を用意するか、モバイルバッテリー等が必要になって来ますのでご注意下さい。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/switch-con/c-smart-beyond-the-portable-display
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