iPhone12 Pro Maxをはじめ高性能なスマートフォンはセンサーシフト光学手振れ補正と言うCCDと呼ばれる光を電気信号に変換するセンサー部分を上下左右に動かす事で手からスマートフォンに伝わる微妙な振動に合わせて動かす事で実質その振動を吸収する装置を導入する事でより高精細な画像や動画の撮影が可能になっています。
ただこのセンサーシフト光学手振れ補正の実力がハッキリと分かるのは画像や動画を拡大した時で、今まで拡大するとボヤけていた被写体が同じ倍率で拡大してもハッキリと、葉っぱでも葉脈がクッキリと撮影できている事で実感する事ができます。
とは言ってもこれは精細さの部分であって、歩きながら撮影するとか三脚なしでスマートフォンを手持ちで撮影すると言った場合は手の動きに合わせて映像は上下左右へと動きます。
そう言った大きな動きを補正してくれるのがジンバルで、今回は撮影しながら充電が可能なのでメモリーさえ許せば延々と撮影が可能なジンバル「PowerVision S1」をご紹介致します。
マグネット・マウント
多くのスマートフォン用ジンバルはクリップ式のスマートフォンを挟み込むタイプのモノが殆どです。
この方式はアダプタ方式の様にスマートフォン側にアタッチメントを貼り付けたりする必要がありませんので日常の使用には差し支えありませんし、スマートフォンケースなども好みのものが使えると言ったメリットがあります。
一方で挟み込むタイプのものは挟み込んだ上で中にはカウンターウェイトの位置などを調整しなければならないものがあったりと撮影するまでに非常に多くの時間を要すると言ったデメリットがあります。
一方で今回紹介します「PowerVision S1」は専用のアタッチメントを取り付けるか、iPhone12/12 Pro/12 Pro Max, iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max, Galaxy S20/S21/S21 Ultra, Huwai mate 30/P40/P40 proは専用のスマートフォンケースが用意されており、マグネットマウントで簡単に脱着できる様になっていますので(MagSafe対応ではありません)、ジンバルを使いながら手持ちに持ち替えて撮影すると言った際に一瞬で持ち替えられますので非常に便利です。
また車載マウントやウォールマウントなどもラインナップされていますので、日頃利用する場所においてマグネット・マウントを利用して便利に使う事ができます。
ジンバル性能は一般的
また肝心のジンバル機能ですが、これに関してはまず可動範囲はパン方向(横)+150°、チルト方向(縦)±90°、ロール(回転)-214.8°〜96°とかなり幅広く動きますので、まず問題なくパノラマ撮影も可能です。
またオートトラッキング機能なども専用アプリを使う事で機能し、スマホをセットした「PowerVision S1」をテーブルの上に置いた状態で動き回る自分をスマホに追いかけさせながら撮影したりと言った撮影も可能ですし、手持ちでの撮影に関してもジョイスティックによって自在にカメラのアングルを変えて撮影できますし、もちろん動いての撮影もスタビライザーが働いて走って上下にスマートフォンが揺れても画角はほぼ固定されたままの安定した映像の撮影が可能です。
Qiワイヤレス充電機能
そして「PowerVision S1」には最大10W(iPhoneは7.5W)でのQiワイヤレス充電機能を搭載しており、日頃はモバイルバッテリーとして持ち歩けますので、ジンバルとモバイルバッテリーと言う組み合わせで荷物が少なくて済みます。
またUSB-C出力も備えており、USB-C PD3.0ないしQC4.0、AFCと言った充電プロトコルに対応しておりケーブルでの充電はジンバルとして使用しない時は最大出力は18W、ジンバルとして使用中でも最大5Wでスマートフォンを充電する事ができますので、撮影しながらのスマートフォンの充電と言った事も可能ですので、長時間撮影でも安心です。
またiPhone12やiPhone11、Galaxy、Huwai P40と言った専用ケースが用意されたモデルは当然ながら「PowerVision S1」ワイヤレス充電も保証しています。ただiPhone12でMagSafe充電器で充電する場合はケースを取らないと最大15Wでの充電はおそらく出来ませんので、そのあたりは注意が必要ですので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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