譜面台って様々なメーカーから様々なタイプや大きさのものが販売されていますが、学生時分に吹奏楽をやっていて、もっとコンパクトな譜面台はないのか?とよく思ったのは私だけではないでしょう。
特にチューバやトロンボーンの様な大きな楽器を吹いていると、楽器そのものがそもそも大きくて運ぶのも大変なのに、それにプラスして譜面台を肩から下げたり手に持ったり、バックパックの中に入れて持ち歩くと言うのは結構面倒でしたし、ステージ上でも片手に楽器、片手に譜面台を持って楽屋からステージまで移動したりするのは楽器に譜面台を当ててもいけませんので結構気を使いました。
そこでこれから楽器を始めたり、コンパクトで扱い易い譜面台を探しておられる方にオススメな「The lightest」をご紹介致します。
ポケットサイズ
この「The lightest」で1番オススメな点はコンパクトで小さい所です。
高さ(長さ)は折り畳むと293mm、幅は82mm、厚みは33mmで、上着のポケットや、パンツのお尻のポケットに余裕で入れられるサイズな上に、足となる三脚はちょうど折り畳むとボックス状になる本体!?譜面台の中に収納されますので、三脚の足と足の間で持つ手の皮膚を挟んだり、楽譜を載せる台の部分のフレーム部分でこれまた持つ手の皮膚を挟むと言う様な事が一切なく、結構粗雑に扱っても痛い思いをしなくて良いと言うメリットがこの「The lightest」にはあります。
しかもこの譜面台、6段階に高さは調整できるのですが、普通の譜面台が三脚の足の上に譜面台が乗っているので足を1番短くしても30センチ程度は三脚の付け根から床までの高さがあるのですが、この「The lightest」は三脚の頭からぶら下げる様な形で譜面台が取り付けてありますので、卓上の譜面台としても利用する事ができますし、もちろん1番高くすれば1245mmにもなるので、大人の方が立って楽器を演奏すると言う時にも十分な高さがあり、非常に使い勝手が良いのも特徴です。
ペライチを安定して置ける
そしてこの「The lightest」の次にオススメなポイントはペライチの楽譜を挟む事ができると言う点です。
これはなかなか組み立て式の譜面台ではない機能で、折り畳んだ時のコンパクトさを求める事で譜面台の板を中抜きしてフレームだけにした様な譜面台が多く、空調の風などでプリントされた楽譜が飛ばされたりしない様にわざわざファイリングしたりしたのですが、この「The lightest」ですとステージで突然渡されたペライチの楽譜もしっかりと風に飛ばされない様に”Sheet Saver Tab”で挟む事ができるので非常に便利です。
しかもコピーされた楽譜が2枚ある様な場合、これはこれでマグネットを使い中央部分で楽譜を重ねて抑えられますので便利ですし、中抜きされた譜面台の様に床にヒラヒラと飛んで落ちて行ったりと言う様な事もありません。
路上ライブに最適
またこの「The lightest」には譜面台としては珍しく荷物が引っ掛けられる様にストラップが付属していると言うのも魅力的な点です。
よく路上でライブすると言った場合、濡れている路面の上にバッグを置いたりするのは嫌なものですが、この譜面台なら直接ストラップで譜面台にぶら下げられますし、何より三脚の重心の下にぶら下げる荷物が来る様にストラップが取り付けてあり倒れたりする事がないのがオススメポイントです。
ただ耐荷重が10kgしかありませんのであまり荷物に詰まったバッグはぶら下げられませんが、演奏機材を抜いたバッグをぶら下げておくのにはちょうど良いので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/weestand/the-lightest-ultra-portable-music-stand-ever-wee-stand
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