スマートフォンやタブレットとは違い電子書籍を読む際に電子ブックリーダーを利用する利点は何と言っても目に優しい事です。
スマートフォンやタブレットはディスプレイそのものが発光しますので目に入る光の量も多く眼も疲労し易くなりますが、E-Inkディスプレイを使った電子ブックリーダーの場合、ディスプレイそのものは発光せずに周囲の明かりがディスプレイに反射する事で、紙の新聞や雑誌、書籍と同じ様に文字や図形や絵を認識しますので、眼への光の入射量がとても少なく眼にとってはE-Inkディスプレイを使った電子ブックリーダーは紙の書籍を読んでいるのと同じで長時間見続けても、読んでもあまり疲れません。
そして以前は白黒のE-Inkディスプレイしかなかったのですが、最近では今回紹介するタブレット「Reinkstone R1」の様にカラーのE-Inkディスプレイが登場しており、コミックなどもカラーで楽しめます。
バッテリーは最大100日充電フリー
E-Inkディスプレイを使うメリットは目に優しいだけではなく、充電ストレスからも解放されます。
電子書籍と言えども画面を表示させている状態ではバッテリーを消費し続けて行きますので、いずれかの時点で充電しなければならないのですが、E-Inkディスプレイの場合は、画面を書き換える際にしか電力を消費しませんので、電子書籍で言えばページをめくったその時だけ電力を消費し後読んでいる最中は電力を一切消費しませんのでこの「Reinkstone R1」の様に100日、およそ3ヶ月も充電フリーで使えるのです。
ただこれは日中、外光のある状態で新聞や雑誌、書籍を読むだけと言う前提で、この「Reinkstone R1」にはバックライトもありますので周囲が暗くなりディスプレイが見え辛くなって来てバックライトを点灯させると、その分はバッテリーは消費しますので充電サイクルは短くなりますが、バックライトがついている事で、寝る前にベッドに入って数ページ読んでから寝ると言う様な場合も部屋の照明を明々と点灯した状態でなくとも読めバックライトもほどよく読める程度にもんのりと点灯させておくのであれば睡眠前の読書には最適なガジェットと言えます。
ニュースやメール、ブラウザでネットサーフィンも可能
そしてこの「Reinkstone R1」が秀でているのがAndroid11がインストールされており、Androidタブレットとして動作する所です。
E-Inkディスプレイを使うメリットは電力消費を抑えられる点にあるのですが、逆に画面を早く書き換えられないと言う欠点も持っており画面書換の早いゲームをプレイするとか、YouTubeの様な動画を見るには100%向いていません。
何か常に残像が残っているかの様な状態で画面が動きますので、逆にその残像現象の続く画面を見続ける事で酔ってしまったり気持ち悪くなったりしてしまう事も考えられますので動画を表示させたり動きの速い画面を見るのには向いていませんが、そうでない場合はAndroidタブレットとして動作しますので、WordやExcel、PowerPointで資料を作ったり読んだり、お絵かきアプリで絵を描いたりと言う様な用途にはすごむ向いていますし、メールを読んだり書いたり、ネットサーフして気になる記事を読んだりと言う用途には最適です。
4096感圧式タッチペンでカラーペンタブに
またこの「Reinkstone R1」には感圧式タッチペンが付属しており、このタッチペンは4096の感圧分解能を持っていますので、ペイント系やドロー系のアプリと一緒にお絵かき用のペンタブとして使えると言った側面も持っています。
もちろん消しゴム機能もついていますので、「Reinkstone R1」をスケッチブックとしても利用できる上に屋外では日光をバックライトとして利用して画面をハッキリと認識する事ができますので、スケッチをすると言う事だけを考えればiPad Proよりも屋外で使うには見易く使い易いと言えますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLにてご確認ください。
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